「高1生とは同級生」
先週土曜日、高校一年生の学年懇談会が行われました。これは学年運営方針をお知らせするために行われたものです。最初に授業を見ていただいた後、茶話会を行いました。
最後に全員の方に講堂に集まっていただき、私のほうから高1生に対してどのような生活をしてほしいかを含め、保護者の方に次のような話をしました。
挨拶というのは人間が社会生活を営む上で欠かすことのできない最も大切なものと思います。自分の存在を認めてもらい、相手の存在を大切にし、相互のコミュニケーションを深めるものです。また挨拶はすべての活動の基本になるもの、人間生活のけじめになるものでもあり、成長のための源泉です。
学校では4月の始業時から挨拶の徹底に取り組んでいます。特に朝一番の挨拶、「おはよう」は一日の始まりできわめて重要なもの。ご家庭でもご家族で大きな声で「おはよう」の挨拶を掛け合ってほしい。元気な挨拶が一日を明るく元気にします。
今年の学年団は「予習」に重点を置いた授業をします。宿題も次の授業が楽しく受けられるように工夫したものが出されます。保護者の皆さんには、「宿題をしたの?」と言うのではなく「どんな宿題が出たの?」と問いかけてほしいとのことです。そして何度かに区切って1日2時間の勉強をさせてほしいとのことでした。保護者と学校の力を合わせて子供たちを育てていきたいと思います。
私はこの4月から校長になったばかりの校長1年生。その意味で高1の生徒の皆さんとは同級生と思っています。皆さんとともに泣き、笑い、悩み、学園生活を楽しめたら最高です。共にがんばりましょう。