「やってみなはれ」の本家本元、雲雀丘学園
塾の関係の方々に集まっていただき雲雀丘学園中高等学校が今年どのように取り組むか、中学校、高等学校の来年度の入学試験はどのように実施するかの説明を行いました。昨年を大きく上回わる110塾、142人の方々にご出席いただき、大変うれしく思っております。
厳しい教育環境の中、雲雀丘学園はチャレンジャーの位置づけで学園の改革に取り組んでいく決意を皆様に申しあげました。一方、雲雀丘学園が誇る「おだやかな校風」は65年の伝統と、雲雀丘という恵まれた自然・学校環境は、保護者の皆さん、先生方の努力によって築き上げられたものであり大切に守っていくことを話しました。
有名大学に何名入学させるということを目標とするよりもっと大切なことがあります。それは全校生徒1435名全員に向き合うことです。一人一人の能力、個性をしっかり把握し、その生徒が目標とする大学に進学させる、それが雲雀丘学園の目指すものです。雲雀丘学園として何名入ったかということは結果です。こんなことも申しあげました。
今年の国公立大学入試では16名がAO入試、推薦入試による合格実績を得ました。この数字は、生徒が自分の特性を見つめ努力をしたことは言うまでもなく、一人一人の生徒と真剣に向き合った結果だと自負しています。
雲雀丘学園の創立者、鳥井信治郎は「やってみなはれ!」という言葉をよく使いました。企業の採用で「君のここを見る」が過日の日本経済新聞に掲載されていましたが、有力企業5社のうち4社の人事部長が「チャレンジ精神」を上げていました。「やってみなはれ!」「チャレンジ精神」の本家本元が雲雀丘学園だと思っています。
今後より一層チャレンジ精神に富む生徒を育てていきたいと思います。