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2017年11月30日

ようこそ HIBARIGAOKAへ      第88号

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オーストラリアからの留学生を1月中旬まで受け入れることになりました。15歳で本校高1に在籍します。校長室にあいさつに来てくれました。首都キャンベラの近くに(車で1時間)住まれていて、キャンベラの高校に通っています。
地理の授業では計画的首都、放射環状型道路、政治都市としてキャンベラを扱います。以前一度見ておきたいと思い、一人でシドニーからは日帰りバスツアーに参加しました。博物館、国会議事堂、戦没者墓地、大使館群など美しい政治都市を満喫しました。英語の聞き取りは厳しいものがありましたが・・・。本校の生徒にも、キャンベラの様子を紹介していただければと思います。
資料によると彼女の抱負は「学校体験を通じて、日本の芸術・デザイン文化と日本の地理に興味があり、学びたい。そして日本語においても、読み書きはもちろん流暢に会話ができるように日本語能力の向上を図りたい。また、新しい日本人の友達を作りたい。」とのことです。
"I love learning about Japan and would love to know more about the whole country's cities and towns.   I love Tokyo and many other cities in Japan."
今年秋に東京、京都、金沢、香川県直島を訪れ、日本の芸術や地理に興味があるそうです。後日、校長室で日本地理のレクチャーを約束しました。
彼女は自家用車を自分で運転して通学しているそうです。短時間でしたが、運転免許制度などオーストラリアの高校生活などいろいろと教えてもらいました。本校生も、「英語力の向上」、「多様な価値観、異文化を体験する」1つの方法として留学生との交流に努めてほしいと思います。

2017年11月27日

第3回高校入試説明会          第87号

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第3回最終回の高校入試説明会を25日に行いました。例年たくさんの方に来校いただきますので、午前・午後の2回行いました。
午前は通常授業がありますので、先生の司会、「卒業生に聞く」、午後は生徒の司会、「在校生に聞く」、校舎見学の形式で行いました。
私からは、雲雀丘の目指すもの・雲雀丘の心、学校の紹介をさせていただき、入試部長から入試について説明しました。いよいよ受験校の決定ということで受験生・保護者の方と多くの方にご参加いただきました。「卒業生に聞く」では、56期、58期、59期2名と4名の卒業生が駆けつけてくれました。この1年間、たくさんの卒業生がこころよく入試説明会を助けてくれました。こちらが用意した原稿でなく、母校をみなさんそれぞれの切り口で語ってくれます。本当にありがたいことです。
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12月9日、16日午後に「個別相談会」を校内にて行います。申込不要です。是非ご参加下さい。

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中1調理実習の料理を校長室に

2017年11月23日

Recitation Contest 2017       第86号

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11月22日(水)中学校英語暗唱大会が行われました。46回目となり本校の英語科やESS部が運営する伝統行事で、司会はずっとESS部員です。
各学年の課題を全員が授業で取り組みます。クラスでの予選選考を行い、勝ち抜いた人が全体発表大会に出場する仕組みになっています。代表生徒は個別に他学年担当の英語の先生からも指導を受けるようになっています。休み時間や放課後などに校内のあちこちで暗唱指導が行われていました。
担当の先生によりますと、クラスの男女それぞれ1名しか選べないのが非常に辛いとのことです。単に与えられた課題を単に暗記して暗唱すると以前の形から、現在はその背景を理解し、相手にいかに伝えるか、どんな表情でどんな手振り身振りでというように工夫がどんどんされているように思います。生徒の取り組み方も、英語の得意、不得意に関わらず、一生懸命に練習しています。
各学年のレベルに応じた課題に取り組んでいます。
 1年生  "Snow" 英語詩『スノウ』
 2年生  "Time Noodles" 英語落語『時そば』
 3年生  "Obama's speech in Hiroshima" オバマ大統領 ヒロシマスピーチ
また、今回は先日行われた阪神ESSユニオン主催シナリオリーディングコンテストで3位入賞を果たしたESS部の"The Wizard of OZ??"も発表されました。台本は「オズの魔法使い」とauのCMでおなじみの三太郎を組み合わせた創作で、さすがESS部と思える内容でした。
各学年の様子は学年ブログをごらん下さい。
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現在、文科省は2020年を目指した外国語教育大改革、抜本的強化を進めています。「何ができるようになるか」という観点から国際基準(CEFR)を参考に4技能5領域(聞く・読む・話す〔やり取り・発表〕・書く)別の目標を掲げました。本校においても今までの取り組みからシラバス、授業方法、教材などの改善を行っており、これからも強化していこう考えています。
全体講評で話しましたが、研究者によりますと国際基準の大学レベルへの到達には、学校での授業時間だけでは不十分で、家庭学習が不可欠と言われております。授業だけでなく、自宅学習や練習、EnglishZoneや研修の活用を進めて、英語力を高めてほしいと思います。

2017年11月20日

京都国立博物館           第85号

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図書室ブログでも紹介されておりましたが、日曜日にお休みをもらって、京都国立博物館「開館120周年記念特別展覧会 国宝」に行ってきました。噂通り、朝から長蛇の列。館内は撮影禁止だったので紹介できませんが、大混雑でなかなか作品にたどり着けません。周りでは「教科書で見た」という声も多く聞かれ、日本の歴史教育と教科書の質の高さを感じました。前に同館で鳥獣戯画を見た時以来の感動でした。中でも「松林図屏風 長谷川等伯筆伝」の筆つかいと「伝源頼朝像 神護寺」は「伝平重盛像・伝藤原光能像」の3つが並んだ実際の大きさからの迫力に圧倒されました。教科書ではわからない実物のすごさでした。本校の先生にも偶然お目にかかりました。
以前本校にお勤めの関東出身の先生から「京都や奈良の歴史的遺産をしっかり見せてあげなさい。関西にいるとそのありがたみがわからないのよ。」と言われたことがあります。なるほどと思い校外学習で法隆寺などを取り入れたこともありました。逆に、東京には素晴らしい美術館や博物館があり、個人的には東京に出向いた際には上野を中心に散策するようにしています。
兵庫教育大学の国際理解教育教材化プロジェクトメンバーとして、アメリカのスミソニアン博物館で「博学連携」を研究したことがあります。ワークショップ指導のボランティアが活躍されていました。今回の京都でも、すばらしいボランティアからの「銅鐸」「金印」「定朝様」の説明とレプリカの実地体験ができました。博物館と学校の連携はICT活用を含めこれからどんどん進んでいくように思います。生徒のみなさんにも、伝統的工芸美術に興味を持ち、本物に触れてほしいと思います。
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その後、清水の老舗湯豆腐屋さんで英語と中国語を上手に駆使して料理の説明をされている店員さんが印象的でした。

2017年11月18日

高校受験生のみなさんへ        第84号

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今年度パンフレット              学園幼稚園での実習(高2)

来週11月25日(土)に今年度最後の高校入試説明会を午前・午後の2回行います。
願書も配布いたします。中3生のみなさん、是非ご来校下さい。

時間  午前の部 10:30~12:00〔学校見学なし〕
     午後の部 14:00~15:30〔学校見学あり〕
        ※説明会の内容は、午前・午後とも同じです。
        ※個別相談は、午前・午後とも行います。

私学の専願か併願か、私学併願の方は公立校、それぞれに受験校を考えており、先生方や保護者の方と相談されていることだと思います。今回の説明会でもお話ししますが、高校合格がゴールではなく、「どのような3年間を過ごすか。その先を・・」を考えることが大事だと思います。どの私学も建学の精神に基づいた特色のある教育が行われています。私学は高校教育をリードしてきた存在であり、近年は「公立校の私学化」という言葉も出てきました。まわりや今までに流されることなく、自分の眼でしっかりと見て学校選択をしてほしいと思います。また、レベルが気になる人もあるでしょう。受験生にとって当然の気持ちです。しかし、「受験の日まで伸びます!」 説明会で行きたい気持ちを高めていただき、しっかりと準備をして下さい。
専願・併願問わず、ご来校いただき、気持ちを高めてください。みなさんにお目にかかれることを教職員一同楽しみにしております。

2017年11月16日

ライフデザイン教育        第83号

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中1生に進路指導担当の先生より、ライフデザイン教育についてお話しがありました。
本格的には初めての進路学習だったのかもしれません。先生が「自立とはなにか、将来を見すえて、真剣に考えよう」と話されました。「6年間の生活の中で自分がやりたいことを見つけ、生きる力を養う」ことがライフデザイン教育です。まだまだこれからでスタートラインですが、たくさんの卒業生を見てきた先生の言葉は優しさの中に重みがあります。私たちが聞いていても胸に来るものがあります。中1には「身近な人に仕事のことを聴いてみよう」が課題です。内容はもちろんインタビューの技法やその後のまとめ方などのスキルも高めていきます。
今回は、52期生の先輩がお話しに来てくれました。先輩は大阪大学法学部進学後、大阪大学大学院高等司法研究科(法科大学院)へ進み司法試験に合格されました。国家公務員試験にも合格され、来春からは法務省の総合職に就かれます。
検事になりたいとおもった動機、中高時代に叱られたこと、高校までは叱ってくれるが自分で考えることの重要性、相談や質問する力、目上に人と話せる力など生活面の重要性を語ってくれました。また、今やっている中学生の勉強は社会に出るときの基礎であり、無駄なものは何もないと話してくれました。学校を大切にして、夢を持ち、チャレンジすることの重要性を、わかりやすく語ってくれた先輩の言葉は、生徒の心に響いたことだと思います。
中2は外部講師に来ていただいて進路学習を行っています。テーマは「職業について考える」「仕事に対する思いを読み取ろう」です。
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本校では6か年を通じてライフデザイン教育を行い、大学進学の意味や進学後の職業に関する意識を作っていきます。未知なる未来に向けて自分の可能性を信じて毎日を大切にしてもらいたいと思います。

2017年11月13日

授業研究大会を終えて   第82号

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11月10日、本校主催第1回授業研究大会を開催いたしました。兵庫・大阪・奈良・京都のみならず、静岡、三重、広島より、学校種では私立学校の中学高校だけでなく、大学の先生、公立の中学高校の先生方、学習塾など教育関係の方およそ130名の方にご参加いただいきました。正直なところ、参加していただけるのだろうかと心配しておりましたが、多くの方にご参加いただきありがとうございました。
開会式にて、研究大会の意義や研究主題の考え方をお話しさせていただきました。公開授業では本校教員・生徒の様子を見ていただき、研究協議では指導助言の先生のもと授業に対するご意見、提言をいただくとともに、活発な議論を進めていただきました。先生方からのご意見などをこれからの授業改善に生かしていきたいと思います。
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また、開会式でお願いいたしましたとおり先生方どうしの交流の場にもしていただけたようで、アンケートでもお互いの学びが深まり、今後の発展が期待できるというご意見もいただけました。このご縁を生かして、一層学びが深まれば良いと思います。

「生徒さんも先生もイキイキと授業をされていて本当に素敵な空間でした。」とお言葉をいただきました。授業だけでなくいろいろな場面で、いきいきとした表情のあふれる学校にしていきたいと思います。

2017年11月09日

振り返り                    第81号

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11月に入り、今年度もあと5ヶ月折り返し地点が過ぎました。今回の職員会議では、指導主事、各部長・学年主任の先生から前期の振り返りをプレゼンしてもらいました。4月に各分掌・学年で目標・計画をたて発表をします。それに基づき各教員が年度計画と年間授業計画を作成しています。学年主任は中1から高3まで、分掌は、本校では4分掌、教務部、進路指導部、生徒指導部、入試広報部をおいています。
計画時に設定した数値による目標とそれぞれの現状・課題と既実行策・今後の対策が説明されました。次回の職員会議では、教科主任が発表を行います。
そのほか、職員会議では、月初めの個別生徒情報、生活アンケート、遅刻状況、保健室利用状況などの報告も行われています。
1つの職員室で運営していますが、生徒ひとり一人の情報だけでなく、お互いの進捗状況の確認や情報の共有は重要なことだと思います。
同じようにそのあと、前日の高2に続き高1の模試の検証会が行われました。進路指導部の担当の先生より、データを提示して前回との変化、昨年度との比較、教科、各分野、コース、クラスごとの分析を説明し、担当者より善後策を確認されていました。また、高1と言うこともあり、成績と生活・学習状況をリンクさせた面談や取り組みの説明がされました。前回よりも伸びがあり成果が出ていると思います。
今月後半には中学生の模試結果が返却されます。生徒への働きかけの前に教員間の分析検証もしっかり行っていきたいと思います。
これからも「チームとしての学校」として、①共通理解、②ベクトル、③主体的参画④CAPーDサイクルを意識して、教職員が協働・連携した学校経営を具体的に行っていきたいと思います。

2017年11月04日

沖縄研修旅行をふりかえって 第80号

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研修旅行最終日、生徒たちは2泊の民泊のあと各家庭から伊江港に集合します。
民家の何人かの方から「いい学校と聞いていたけどいい子供たちばかりだね(沖縄イントネーションで)」と言っていただきました。高2の北海道のファームステイでも同じように「雲雀丘の生徒は受け入れる」という農家さんが多いです。生活を共にする中でそのように言っていただけることは大変うれしいことです。本校保護者の皆様の家庭教育の賜物だと思います。本校では「共育共学」学校教育を家庭教育が支えていただいています。ありがたいことです。
退村式でおばぁが解説付きで歌っていただいた『てぃんさぐぬ花』が胸にしみました。
伊江島には高校がありませんので、高校進学には本島で寮、下宿生活をすることになります。中学3年までに自活できるように親、子、先生とも意識するという話を聞きました。本校生徒もたった2泊ですが伊江島の自然、人々の温かさなど民泊から多くのことを感じることができたと思います。
「旅行であったことを話すことが親孝行」と伝えております。個人差はありますが、楽しかったこと、うまくいかなかったことなどを各家庭で話すことと思います。「その時どうしたの?」と少し成長した生徒たちの想いを聴いてあげてください。
お世話になった皆さま、ありがとうございました。
中3のみなさん、いい学年の旅行でした。お疲れ様でした。月曜日には元気な顔を見せてください。

2017年11月02日

沖縄研修旅行スタート             第79号

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中学3年生の沖縄への研修旅行に引率しています。初日は平和学習とホテル泊。2日目以降は環境学習、体験学習の後、伊江島での民泊、マリンスポーツなどを行います。
さすが、3年生!集合・時間厳守・話を聞く姿勢などすばらしいものがあります。セレモニーでの代表者挨拶もよく考えてしっかりと話すことができました。ガマ体験、平和祈念公園見学でも真剣に取り組んでくれました。(詳細は中3ブログをご覧ください)
初日の終礼にあたり私から3つのことをお話しました。
「目にする景色は知識によって景観になる」
 単にぼーっと見るだけでなく、事前学習、ガイドさんのお話から得た地理、歴史、文化などの知識を実際の目で見てほしいと思います。それが教養になります。
「コミュニケーションの実践の場」
 日ごろ学校での挨拶や笑顔、コミュニケーションを民泊を含め、校外での学習で実践してほしいです。
「中学3年生としての成長を」 
 この旅行が終わると高校での学びを意識する作文指導などが本格的に始まります。多くの経験の中から進路についても考えるきっかけにしてください。

中学生活の集大成として充実したものにし、しっかり成長して帰ろうと思います。