子どもの頃、祖父も一緒に暮らしていました。昭和の三世代同居です。祖父は大の競馬好きで、週末はいつもテレビの中継を見ていました。私もよく一緒に見ていたのですが、過去のレース結果や騎手の成績など、細かいことまで記憶していることに驚いた覚えがあります。何か質問すると嬉しそうに答えてくれたので、これもおじいちゃん孝行だったのかな?
一家に一台しかテレビがない時代。スマホのない時代。家族みんなが同じ場所に集まり、そこでコミュニケーションが生まれる。古くさいようで、とても大切なことだと今になって感じています。
(雲雀丘学園事務局課長 川井 勝)