カナダ研修最終説明会実施
6月27日、中学生対象カナダ研修の最終説明会が行われました。今年度で4回目となるこの研修は、年々充実したものとなってきています。本日の最終説明会に先立っては、事前説明会を行い、「赤毛のアン」の上映、諸説明の実施を行ってきました。今回の最終説明会においては、様々な先生方に海外研修を充実させるための心がけについてお話を頂戴しました。具体的には、日本の常識は世界の非常識として、自らの見方ではなく、カナダの人の見方に気づいてみようというお話、日本のよいところを紹介してこよう、ご飯を頂く前の「いただきます」を紹介してみようなどというお話がありました。なぜ「いただきます」というのか、そのような当たり前の行動に対して、なぜ、どうしてという心が芽生えること、そしてそれを説明するために様々な工夫をこらすこと、それが研修の成果です。この研修は、送ってくださる保護者の方々、そして迎え入れてくださるカナダの家庭、学校の皆様、そしてそれを支えてくださる皆々様がいらして下さって、はじめて成立するのだというお話もありました。中学生という、とても恵まれた時期にカナダでの研修ができることに感謝しながら、現地の方々との交流を通して様々な相違点を肌で感じ、それを言葉で語れるようになって帰国してほしいと思います。それを、家族、友達、そして周りの人、社会へと伝えてゆくことが皆さんの使命です。しっかり頑張ってきてください。渡航前にしておくべきことが山ほどあるでしょう。それもまた、研修の一つです。皆さんの果敢な取り組みに期待しています。