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比較文化研修生徒生徒報告書

「ニュージーランド」  D.K.
 飛行機で約11時間、ぼくたちはニュージーランドに到着し9週間のホームステイが始まりました。僕自身ニュージーランドに行くのは初めての経験なので、とても興奮していました。
 バスでワイカト大学に向かっている途中外を見ていると、とても広大な草原、日本と違って高層ビル、マンションがないこと、そしてきれいな青い空に驚きました。ニュージーランドは緑が非常に豊富で、自然を大切にする国なんだなあと思いました。
 僕はすぐに現地での生活に慣れました。ホストはいつも笑顔で接してくれてとても優しい人たちでした。ときどき会話でつまづくこともありましたが、あきらめずに辞書を用いたりして自分の意志を伝えることができたときは嬉しすぎてたまりませんでした。それにホストはいつもゆっくりと英語を喋ってくれて、とても分りやすかったです。
 向こうでの朝食は主にトーストでときどきコーンフレークを食べました。昼食はサンドイッチ、フルーツ、お菓子、ヨーグルトなどです。夕食は主に肉、サラダ、マッシュポテトです。ときどきチャーハンやミートパイが出てきてとてもおいしかったです。食事のときに必ずホストは「Help yourself」と言ってくれて、好きなだけ食べて好きなだけ飲んでいました。後片付けはみんなで会話をしながらしていました。とても楽しかったです。
 週末にはホストの友達が家に来て一緒にバーベキューをしたり、映画を観たり、カラオケをしてみんなではしゃいでアホなことをして盛り上がっていました。平日は学校から家に帰るといつもホストの孫のクラウィーが走って飛びついて迎えてくれました。彼女と夕食ができるまで外で遊んだり、テレビを見たりしました。
 あっという間に時間は過ぎ、終了式を迎えました。明日日本に帰ってしまうと思うと悲しくてその夜はよく眠れませんでした。そして出発当日バスに乗る前にホスト1人1人とhugをしたとき、急に悲しさがこみ上げてきました。あれほどの悲しさは今までで初めての体験でした。その影響でうまく別れの言葉が言えず、ただ「I'll miss you」と言っているだけでした。
 これらのいろいろな体験は一生忘れられない思い出になると思います。このような素晴らしい体験を与えてくれたホストをはじめ、恵子さん、先生方、そして両親にありがとうと言いたいです。
 最後に、僕が男子1人で頑張れたのはF組のみんながいてくれたからです。ほんまにありがとう。

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