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[連載]中学3年生の英語格言翻訳(10)

中学3年生では、英語の格言を訳しています。
本来の意味をしっかり理解して、その格言の本質を崩さず、自分なりの解釈で自由に訳しています。
生徒たちは想像力を働かせて、訳しています。
いくつか紹介したいと思います。

今回は、重い障害を持ちながらも教育・福祉に貢献したヘレン・ケラー(Helen Adams Keller)の格言です。彼女がいうからこそ、より言葉に深みがあります。

Walking with a friend in the dark is better than walking alone in the light.
(暗闇の中を友達と歩くことは明るい所を一人で歩くよりも良い。)

生徒の訳です。

・何不自由のない道をたった一人で進むより、困難な道を友達と協力し合い、進んでいく方が幸せなことである。
(M.A)

・一人で既に開かれた地を歩むより、友と未開の地を歩もう。そうすれば、闇の中でも何かを見つけることができる。
(U.Y)

・太陽のあたる場所で孤独に生きるより、暗闇で助け合いながら生きる方が幸せだ。
(T.M)

・たった一人で明るい世界を歩むより、困難な道を仲間と乗り越える方が自分の幸せにつながるだろう。
(T.Y)

・私を支えてくれる人がいれば、私には何もこわいことはない。
(M.H)

・ひとりで明るい世界を歩むよりも、仲間と共に真っ暗闇を歩む方が安心だ。
(O.C)