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東京の大学に行ってきました・一橋大学編(オマケ付き)

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hitotsubashi5.JPG今度は一橋に行きますよ。東横線で渋谷に戻り→JR山手線→「新宿」→JR中央線→「国立(くにたち)」。国立市は,西武グループ創業者・堤康二郎が一橋大学(当時は東京商科大学)・国立音楽大学の誘致に成功し,「田園都市」から「学園都市」構想に切り替えて発展してきた街で,駅やロータリーもその構想の中でできたものです。いわば一橋大学のために駅ができ,ロータリーができた。駅から1kmにわたって真っ直ぐ伸びる50m道路もしかり。元は軽井沢と結ぶ滑走路だったそうです。両側に約200本の桜の木が植えられ,銀杏並木やイルミネーションもつけられていて,「新東京百景」や「環境色彩10選」,「新・東京街路樹10景」,「新・日本街路樹100景」にも選ばれてるそうです。
hitotsubashi3.JPG この道沿いに5分も歩くと,道路を挟んで左右に門が見えてきます。駅から見て,右側が西キャンパス,左側が東キャンパスです。中にはいると,木々の中にロマネスク様式の建物が点在しています。 図書館に通じる通路には,秋の学園祭に向けた立看がはられ,参加を呼びかけていました。図書館の中に入りたかったのですが,残念ながら部外者はダメでした。その代わり,図書館入り口横にあった資料室で「大学沿革」を見ることができました。それによると,発端は,1875年(明治8年),初代米国代理公使をつとめた森有礼が東京銀座に開設した「商業講習所」で,後に東京会議所・渋沢栄一などの協力を得て正式に認可され,1885年(明治18年)文部省に移管,1949(昭和24)年,東京商科大学を改組して一橋大学と改称し,現在の,法学・社会・経済・商学部計4学部からなる大学へと至っています。
hitotsubashi1.JPG 図書館を出ると,夏休みの夕方5時過ぎ,やや涼しくなったキャンパスで,学生たちが自転車から降りてのんびり語り合ったりしていました。また,クラブ帰りの学生でしょうか,自転車で校門の方に向かっていました。なるほど,自転車がよく似合っています。


dotole.JPG 駅に向かう帰り,紀伊国屋のスーパーで飲み物を買い,ドトールでコーヒーを飲んで暫く学生気分に浸っていました。(最後の写真は,ここだけの特別サービス版。配布する冊子にはありません)