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本番に向けて(3)

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*試験会場に行くまで
 当然のことですが、余裕を持って着くように。思いがけず遅刻(交通機関の遅れ、あるいは迷ったり)した場合も結局間に合ったり、試験開始まで教室で勉強して、追い込みをしたり、精神的にも落ち着くし、損はありません。
 しかし、あまりに早くに到着して緊張して調子が出ない・・・という人もいるかもしれません。私はこういった時に開始の30分前には到着しないと落ち着かないのですが、自分にとって一番の環境を作れるよう、いつ出かけるのか考えてみてください。でもギリギリに到着は避けて。
 もし万が一,万が一遅れそうになったら、あわてず、単語帳を見たりイメージトレーニングをしたりして気分を晴らしながら、できる限りの方法で会場に向かってください。遅れそうでも結局間に合った場合、あわてた気持ちのままでは勝負になりません。
 また、結局遅れてしまった場合、交通機関が原因なら遅延証明書をもらうこと。試験監督が取り計らってくれるはずです。自分のせいなら、間に合った時間からでも、開き直ってがんばってください。あきらめてしまうのが一番もったいない。

*科目と科目の間の休み時間について
「簡単だったよね」「あの問題の答えって3だよな」こういう声が聞こえてきます。しかし、『無視』!『無視』!自分の解答に自信のない人ほどこういう話をしてきます。過ぎた科目を議論するより、次の科目に備えるのが一番。こうして見直したところが本番に出たりします。数学が苦手で受ける人は、簡単な問題でいいので、一問ぐらいは手を使って、紙に書いて、解いておくと頭を数に切り替えて、スムーズに試験に入れます。

*お昼の時間について
 食べ過ぎないように。空腹もいけませんが。自分に合った昼食を選ぶこと。私は「先が良く見える」からレンコンと、勝負に「勝つ」気持ちを込めてとんかつ(冷凍食品ですが)を必ずいれた弁当を持参していました。効果(?)は五分五分でしたが。気休めにすぎないかもしれませんが、ほっとするもの、好きなものを選ぶのがよいと思います。

*試験を解いている最中について
1 問題が思うように解けない
2 マークする位置を間違えた
3 会場がうるさい
4 名前を書き忘れた
5 解答する科目を間違えた
 など、いろんな障害が考えられます。1と3についてはとにかく集中して試験に取り組むしかないわけで、無視して集中するようにしよう。2,4,5についてはよく確認するように。4の名前を書き忘れた場合、気がついたならすぐに試験監督に申し出よう。5については、選択科目で、漢文と古文、物理と生物など、科目自体を間違えることもあります。まさか、と思うかもしれませんが、意外にあるもんなんですよ。必ず確認すること。また、センター試験の場合、自己採点の結果が志望校決定の重要な決め手となります。問題用紙に、自分がマークした番号と同じ番号に必ず印をつけて持ち帰ってください。その際、間違えて実際マークしたものと違う番号に印をつけないように。特に二者のうちどちらか迷った場合、最終的にどちらにマークしたかわかるように気をつけよう。