外大連携講座を終えて(その1)
16日,大阪外国語大学「高校生向け公開講座」を受講し終えた2年生6名に,修了証を授与しました(式には2名欠席)。彼女達は,7月末までの3ヶ月間,毎週1回,6限の授業の後,4時30分(または6時10分)からの講座に通い続け,大学生に混じって勉強しました。どの子も大学の授業であることに最初はおののき,不安に思ったそうですが,回を重ねる毎に授業そのものの魅力に取り込まれ,興味を一層深めたと感想を書いてくれました。また,同じ授業に出ている大学生からも優しく教えてもらったり,キャンパスならではの空気を感じ取って,より自己の世界を広め得たと教えてくれました。
先日,修了証書を戴き,精一杯やりきった気持ちでいっぱいです。しかし,週一回の通学は思ってたより大変で,帰宅する時間は必ず9時を過ぎていました。
講義後には大阪外大の食堂で友達と夕食をすませてから帰りました。そのとき,大学生の人達とふれあう機会も多々ありました。(でも,基本的に話しかけてくれないので,積極的に自分から話しかけましたが・・・。)それに,制服なので,「??」と思われるのか,大学生の人達からの熱い(?)視線を感じ,それが却って気持ちよかったです。
講座の内容も,自分の興味のあることだったので,とても楽しく,有意義な時間を過ごすことができました。普段と違う環境で勉強することは,私にとってとてもよい刺激になり,進路を考える上でよい参考になっています。
もし,また機会があれば,今度は違う講座でぜひチャレンジしてみたいと思います。
最後に,この講座を通してお世話になった先生方,本当にありがとうございました。
(K.Tさん)
私は,以前から英文学を好んで読んでおり,進路を考えるにあたって,大学では文学部に入って勉強がしたいと思うようになりました。
今回,私は,「英語文学概論」という講義を受講したのですが,本当の大学で大学生と一緒に勉強することによって,今まで以上に文学の知識を深めたいと思うようになりました。
私にとってこの連携講座は,自分の将来を考える上でも,とてもよい経験となりました。(T.Tさん)