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模試と偏差値と大学 5

 今回は、偏差値と大学の話です。今現在(おそらくこれからも)、偏差値がトップの大学は、国公立大学では東京大学、私立大学では慶應義塾大学です。学部によって異なりますが、だいたい75以上が必要だと言われています。しかし、模試によっては75以上がでない場合もありますので、10万人以上の受験者で、3桁の席次が最低必要ではないでしょうか。近畿圏では、国公立大学で京阪神大学(京都大学・大阪大学・神戸大学で夢の3大学と呼ばれているかな?)、私立大学で関関同立大学(関西学院大学・関西大学・同志社大学・立命館大学で行きたい4大学かな?)がトップです。京阪神は、京都をトップに大阪、神戸と続きますが、神戸でも偏差値65くらいは必要だといわれています。関関同立では、同志社をトップに関西学院、立命館(最近は立命館、関西学院かも)、関西と続きます。同志社で63~65くらい、関西学院・立命館で60~63くらい、関西で58~61くらい(学部によっては多少異なりますが)必要ではないでしょうか。ところで、ここまで書いた偏差値の数字はその大学の模試によるB判定がでるものですが、B判定とは合格可能性が60~80%の判定です。確率論になりますが、B判定の大学を3つ受けたとき、すべて不合格になる確率は合格可能性70%で計算すると、たった3%なのです。つまり、B判定がでるまでしっかり頑張って勉強し自分の力を上げていくと、まず桜が咲きます。高校3年生諸君、まだ入試までは時間があります。最後まであきらめずに努力を続けることが希望がかなう1歩目です。栄冠をつかむまでしっかり頑張りましょう。