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シリーズ ウチの大学(3)

諏訪東京理科大 3回生Sさんから学園祭他の報告です。

suwaridai_1.jpg学園祭実行委員になって3年目をむかえ、今年は委員長を務めることになりました。
学園祭は秋だけのことと思われるでしょうが、昨年の12月頃から準備を始め、夏休みを返上しての活動は、思いの外大変なものでした。けれども、その分納得のいく学園祭を行うことができ、とても満足しています。
「来場者も企画者も全員が楽しめる学園祭」が今年の学園祭のモットーです。
このモットーを合い言葉に、企画としては、理科大らしさを出した「電子工作教室」を始め、研究室公開でも数多くの体験コーナーを用意できました。
ridai022.jpg例えば、電子工作教室では「作ってみよう3分タイマー」、「ラジオを作ろう!」、「本当に走る空き缶自動車を作ろう!」といった企画、研究室公開では「バーチャル迷路」や「人体の不思議に迫ろう!」といった企画です。来場者も、中高生や大人だけでなく、小さいお子さんも楽しんでいただけたようです。
 また、他のイベントとしては、今年は初の試みで「逆ミスコンテスト(女装大会)」を行いました。私の大学は、女学生が少なく、他の大学で行っているような「ミスコンテスト」を行ってもあまり張り合いがなく、盛り上がりません。この「逆ミスコンテスト」は、「女装する人」と「女装させる人」の二人一組でエントリーするため、表舞台に立つのは苦手な女学生でも積極的に参加できるようにと思っての企画でした。

「理系」といえば少し頭の固そうなイメージがありますが、理科大では「真面目な時は真剣に」、「遊ぶ時は思いっきり」といった感じで過ごしています。私ももう3年になり、今年から研究室に仮配属をして「生体工学」について研究しています。難しいことや知らないことばかりで大変ですが、だからこそ調べる楽しみがあり、学ぶ喜びがあります。
理系に限らず言えることですが、追究し続ければ必ず新しい発見ができる。自分の知りたいことを時間の許す限り追究させてくれるこの大学が、今ではすっかり気に入りました。
もう就職も内定したので、今はひたすら研究に打ち込む毎日です。