数と雑学 6
今回は、雑学の話だけです。「十二支(干支)」は知っていますよね。日本人にはとてもなじみ深いもので、自分の生まれた年の干支は知っているものです。干支は本来「十干十二支」のことで、今年は亥(いのしし)の年です。十二支の日本語読みは、子(ね・ねずみ)、丑(うし)、寅(とら)、卯(う・うさぎ)、辰(たつ・りゅう)、巳(み・へび)、午(うま)、未(ひつじ)、申(さる)、酉(とり)、戌(いぬ)、亥(い・いのしし)ですが、そのルーツは中国にあります。中国では古代から、木星・火星・土星・金星・水星の5つの惑星が「五星」として知られている。そのうち、木星は黄道を約12年で1周することから、この木星の動きを基準にして、12年で1巡するある種の12進法を生み出し、「十二支」とした。その「十二支」に動物を当てはめたのは、中国・戦国時代といわれているそうである。ほとんどの日本人が自分の生まれた年の干支は知っているものですが、年をごまかしていると、いえないことがあります。気をつけてくださいね。