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前期日程の状況

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立命館大学はどうか。前期日程の合格者数がまだ公表されていないので、志願者数だけしか比較できない。
【一般入試】
 一般入試では、産業社会・国際関係・政策科学・理工学部で志願者増、法学・文学・経済・経営学部で志願者減となっている。特に、産業社会学部は募集枠が小さくなっているにもかかわらず、大きく伸ばしている。小学校教員免許取得など、ここでも、教育人気が功を奏した恰好となった。一方、昨年人気であった経済・経営はもう役割を終えたかのようである。先ほどの産業社会学部とは逆に、受験生の移り気の早さがよく表れているように思う。

【センター利用】
 ここでも産業社会人気が目立っている。昨年、前年の反動で大きく志願者数を減らし、低倍率であったことが、今回はそのリバウンドがきているものと思われる。後期日程についても厳しい状況が続くだろう。 経営の増加現象は産業社会と連動している。ところが、経済学部も同じはずなのだが、逆に減らしている。しかも募集枠が大きくなっており、増える要因はあった。もし、経済学部前期日程の合格者数が昨年と同じだったなら、ここが今年の穴場だったのかも知れない。後期日程についても志願者数の状況に注目しておいた方が良さそうだ。
 一方、理工・情報理工学部共に大きな変化はない。後期日程についても恐らく昨年並み、3~4倍程度であろう。理系諸君はチャンスと捉えてよい。

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