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ワークライフバランス

 最近,新聞などで「教員の多忙」がとりあげられています。一般企業の忙しさというものを知らないので,どう比べてのことなのか、よくわかりません。でも、休みがないというのは事実のように思えます。
 昨日、わたしはクラブ指導のない日曜日でした。午前中から、漢字100問テストの追試験を作成し、続いて18日からの中間考査の素案構想を練り始めました。今年は異なる3科目を担当しているので、3種類のテストを作成しなければなりません。国語という教科の特性なのでしょうが、1種類100点分の問題を作成するのに10時間以上は絶対かかります。毎日毎日その日暮らしでアップアップしているのに、これから2週間の間に、授業とその教材研究・小テストの採点・ノート点検・追試の採点・クラブ指導・出張・種々の会議……はたして、30時間以上確保できるかしらと、不安な思いでパソコンに向かいました。
 集中がとぎれて、ちょっとひと休み。ふと見た庭は木々の緑が濃くなり、ジャングルと化してます。毎日、暗くなってからの帰宅で、庭をじっくり眺めるのは久方ぶりです。視線を下げると雑草が我物カ顔で花壇を占拠中。雑草抜きは夜にはできないと、小1時間。今週に大ゴミの日があったんだと思い出しつつ、部屋の片付け。あっという間に休日は過ぎていきます。夕食準備をしながらテレビをつけると、7時のNHKニュースで「ワークライフバランス」・・(仕事と生活の調和 指標の開発)が紹介されていました。
「ワ-ク・ライフ・バランス」・・思わずため息をついてしまいました。(明日に続く)