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なつかしいなあー

 この前、京大を卒業して社会人になっている卒業生と電話で話をすることがありました。久しぶりに聴いた声は、昔懐かしさを感じました。一部紹介しておきます。
 この生徒は、問題解決能力に優れており、努力もしていたようですが、高い素質を持っていました。塾や予備校に行かず、自分で毎日学校に残って勉強していたのが印象的でした。
彼女の雲雀丘学園中高での思いでは、数学の1日1題添削の話や、政治経済の早朝補習の話、物理の先生の丁寧な解説の話をし、雲雀の先生のマメで丁寧な指導が印象に残っているそうです。
 現在は、理系であったので、化学メーカーの研究開発の仕事をしているそうです。化学に興味を持ったのは、中学の時の理科選択の授業で、化学の実験としてやった銀鏡反応や豆腐作りだったそうです。そして今、より高性能な材料を開発しようと毎日実験しているそうです。
 この生徒のいた高校のクラスは、3年間理系のクラスでクラス替えがありませんでした。(その高2・3年と私が担任していたのです。)その結果、高校時代の友人とは今でも交遊が続いているそうです。長ーくつきあえる友人を持っていることはいいことだなーと思いました。また、クラブは華道部に所属していたのですが、卒業後2~3年は毎年文化祭にクラブを手伝いに来ていたのを覚えています。しばらくは華道から離れていたそうですが、最近また始めたそうで頑張ってほしいですね。
 最後に、雲雀丘の教育が、毎日コツコツ型であったと懐かしんでいました。毎朝の小テスト、英検・漢検の毎年受験などが、毎日コツコツと積み上げていく教育プログラムだそうです。そのおかげで、今では、毎日の仕事を焦ることなく一つずつ進めることが出来ているそうです。
 卒業生たち、また、遊びに来てください。