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いよいよ「大学入試センター試験」

 9月5日(水)、高校3年生に「大学入試センター試験」の受験案内の冊子を配布し、説明会を行いました。本校では、3年生全員がセンター試験を受験しています。

 1979年、国公立大学の入学志願者を対象として開始された「共通一次試験」が、1990年「大学入試センター試験」と改称され,私立の大学・短期大学も「センター利用入試」として参加するようになりました。そして、現在では、多数の私立大学の参加によって、「センター試験」の受験は国公立大学志願のためだけのものではなく、受験生にとって必須のものになっています。
1990年(初回)当初は私立大学の参加は16大学(19学部)でしたが、2008年度では467大学(1286学部)・139短期大学(334学科)の参加が予定されています。国立大学83校・公立大学74校・公立短期大学17校ですから、私立大学が「センター利用試験」を入学試験の一つとしていかに取りこんでいるかよくわかります。

 私立大学が「センター利用試験」を2教科型・4教科型と教科数によって方式を変え、「センター利用」の機会を増やす一方で、国公立大学では後期日程を廃止する大学が旧帝大や医学科などで拡大しています。
 2004年度時点では、前期日程のみの国公立大学は、実技系・夜間主など12大学(16学部)でしたが、2005年度、横浜市立大学が総合大学として初の後期日程廃止に踏みきり、2006年度は筑波大(医・芸・体)、岡山大(教育・薬)などに広がり、25大学(35学部)と一気に拡大しました。
 2007年、2008年の後期日廃止大学の特徴は、東大(理Ⅲ)、京大(医ー保健以外)、東北大(教・法・工・農・医・歯・薬)、名大(全)、九大(芸・薬)といった旧帝大を始めとする難関大で拡大しています。
 また、後期日程で募集を行わない医学科も多いです。前述の大学以外に札幌医大・弘前大・新潟大・横市大・滋賀医大・京都府立医科大・神戸大・島根大など14大学で前期日程のみの募集となります。
 (続きは明日に)