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面倒見のよい大学?!

雲雀丘学園のよさは面倒見のよさだと行っていただくことも多くあります。卒業してから、それを実感する人も多く、「大学ってほったらかしだ~!」(当たり前なのですが)と嘆きにくる卒業生も。
そこで、今日は河合塾が高校の進路指導教員を対象に実施した07年度のアンケートから「面倒見のよいと感じる大学」ランキング。質問は「偏差値はあまり意識しないが学生への面倒見がよいと感じる大学」で回答数586だそうです。
 ◆学生への面倒見がよい大学
(1)金沢工業大(石川)     93
(2)名古屋商科大(愛知)    32
(3)武蔵大(東京)        15
(4)聖学院大(埼玉)      11
(5)大同工業大(愛知)     10
(6)高知工科大(高知)     9
(7)立命館アジア太平洋大(大分) 8
(8)大阪女学院大(大阪)       7
(8)近畿大(大阪)           7
(10)千歳科学技術大(北海道)   6
(10)津田塾大(東京)         6
(10)産業能率大(神奈川)      6
(10)中村学園大(福岡)       6
 上位の大学は、地元だけでなく全国の先生から支持を集めたそうです。  
 1位の金沢工業大は、1年時に「修学基礎」を必修にしています。また、図書館の使い方や各研究室の活動を教える一方で、欠席・遅刻の状況からアルバイトの日程まで週1回パソコンに入力させ、自分の生活をチェックさせるそうです。
 これによって学生たちは、自ら学ぶ姿勢を自然に身につけるということです。教員に自由に質問できる工学基礎教育センターの利用は、年間1万5000件近くにもなるとか。
 2位の名古屋商科大の授業は完全座席指定。出欠を厳重に管理し、欠席4回で試験を受けられない!全員に配るパソコンを使って就職指導も徹底し、今春の就職率は98.5%。
 ただしこれは大学選びの一つの指針にすぎません。
「面倒見のよさ」を求めない人もいるだろうし、どんな「面倒見のよさ」を求めるかもその人次第。ランキングは一つのデータとして、自分の目で最終的には大学選びをしてくださいね。