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「高1 職業人に学ぶ」⑤

 今日は、警察官である「辻氏」です。警察官の仕事も部署によって千差万別ですので、私の経歴に従って、経験した仕事の内容を簡単に紹介し、あわせて、警察署の組織(しくみ)の概略をお話ししようと思っています。
・警察官は自分の入りたい部署には昇任試験があり、その試験に合格しても、捜査の人数が足りていたらその捜査本部には入ることが出来ない、ということを初めて知りました。警察になるのに一番大切なことは、「忍耐・人を助けたいという気持ち」が大事だそうです。その分大変なのかもしれませんが、とてもやりがいのある職業なのだろうなと思いました。私もやってみたいと改めて感じました。「映画やテレビとはにてる部分もありますが、全く違うところもある。」とおっしゃられていました。人が人を守るというのは容易ではないと分かりました。面白い講義ありがとうございました。今までよりもっと興味がわきました。
・警察学校は厳しい訓練や連帯責任などがあり、本当に大変な学校だなと思いました。警察官に任意性が常に問われるということを初めて知りました。自分の命を落とす覚悟がなければならない仕事と聞いてかっこいいなと少し思いましたが、自分には出来ないと実感しました。私はテレビでよく警察のドラマを見ますが、実際は全然違うんだと驚きました。ネゴシエーターが本当にいると思いませんでした。最初から最後までとても興味深い話でした。
・初めて警察官の方の話を聞かせてもらいました。実際に体験したことなどを聞き、今まで私は全然警察官について知らなかったんだなあと思いました。「自分の命を犠牲にしても要人を護る」という仕事を聞き少し驚きました。警察官は私が今まで想像していたのと全然違いました。強い信念を持っている人が出来る仕事だと思いました。「世のため人のため」この言葉が今とても心に響いています。今回この話を聞くことが出来てとても嬉しく思います。

 次に、病院薬剤師である「南波氏」です。地域中核病院における薬剤師業務の現状をご説明します。また、これからの病院薬剤師としてどのような人材が求められているかを power point を用いて説明します。
・南波さんはギリギリで薬剤師になることを決めて、それからなれたのは相当努力したんだなと思いました。自分はまだ余裕があるので、今からコツコツ頑張ろうと思った。なるまでにはたくさん覚えなければいけないことがあるけれど、それを覚えていれば自在に薬を扱うことが出来るなんてすごいことだなあと改めて感じました。薬の相談室とかもあって、患者さんへの気遣いもちゃんとされていた。薬を管理することは大変で、それなりの責任感もあるんだと思った。薬剤師は患者に薬を与える仕事なので、ミスは絶対あってはならないそうです。もし、自分が薬剤師になったら、患者さんに安心して薬を使用してもらえるようなぐらいの信頼関係を築けるような人になりたいです。
・薬剤師といったら薬を調剤する仕事だけだと思っていたが、全く違った。抗ガン剤を注射器に入れる仕事や、開発、高カロリー点滴など、薬剤師としての専門知識があるからこそ出来る仕事なのだと感じた。医療といえば医者をまず第一に浮かべるが、今の医療現場では、薬剤師、看護師、医者が一つとなって初めて成り立つのだと分かった。
・南波さんの話を聞いて、薬剤師とは思っていたよりもやりがいのある仕事なのだなあと思いました。また、行く大学の種類によって試験の合格率が大きく違ってくるのはもちろん、将来性も大きく変わってくるということが分かり、大学のことは直前によく調べ、慎重に選ばなければならないと思いました。薬剤師になるには非常に多くの努力を要するので大変だと思いますが、やりがいを求めるのもいいと思いました。