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「高1 職業人に学ぶ」⑥

 今日は、音楽家である「平尾氏」です。音楽は、今や日常生活と切り離せないものとなっています。演奏家・指導者の両立場から、その伝えるものについて考えてみたいと思います。「音楽の伝えるもの」と題し、クラシック音楽を中心にお話しいただきました。
・お酒の話に似たようなことは以前聞いたことがありました。お酒ではなく、草だったり果物だったりですが。モーツァルトの曲は、何が相手であってもものすごい力があるんですね。障害者の方々の話を聞いたときも、音楽の力はすごいなと改めて感動しました。芸術というか、絵を描いているときも、音楽に影響されることがとてもあります。落ち込んでいたとき、何か聞くと元気が出たりします。音楽は武器だし薬だし、奥が深いですね。
・音楽っていうのは、人の心を動かしたりすることが出来る手段の一つなんだなあと思いました。音楽は奇跡を起こすんだ、そう思いました。クラシックに限らず、音楽は様々な場面において、大きな力を発揮しているんだなと感じました。音楽は、未来に何か伝えるにはすばらしい手段なのではないだろうかと思いました。音楽では、自分が楽譜を受信して、演奏を送信する、そんな世界だと知りました。音楽は、人と人をつなぐすばらしい手段だと感じました。集中力と経験値、歌うことがどの楽器の中でも一番重要、歌が一番基本、音楽は千変万化するものだそうです。
・今回平尾さんの話を聞いて、クラシックはとても遠くて堅いイメージがあったけど、CM等、意外と身近にあるものと知りびっくりしました。音楽の力でお酒がおいしくなったり、心や体を動かすことが出来るのがすごいと思ったし、感動した。私もピアノの発表会ではすごく緊張するけれど、その緊張が大事なんだなと思いました。クラシックは、200,300年以上も前からあって、今でも普通に聴いているのがすごいと思う。最後にフルートを演奏してもらって、フルートはすごい細い音で大きい音だと思いました。フルートの演奏を聴いてとても感動した。今回この話を聞いて、クラシックはとても身近ですごい音楽だと思いました。


 次に、新聞編集・新聞記者である「姫野氏」です。新聞はどのようにして作られているか、新聞はどのように読むか、インターネットと新聞の違い、ニュースを知ることの大事さなどについて、新聞編集者の立場からお話しいただきました。
・新聞記者と聞いて僕が思うのは、「新聞を作る人」くらいしか思い浮かばなかったが、今日の講演を聴いて、新聞記者の中にも、取材をする役割、原稿を書く役割、見出しのレイアウトを決める役割など、いろいろ分かれていることが分かった。新聞を制作している最中にも新しいニュースが入ってきたり、深夜に取材をしに行かなければならなかったりと、かなり忙しい仕事だと思った。最近は、インターネットなどが普及してきて、パソコンでニュースを見ることが出来るようになってきたので、「新聞なんかいらない」と思いがちだが、新聞は情報のプロ達の人が何人も関わって制作しているので、これからは新聞も大切にしていきたいと思う。
・新聞には、とても多くの人々が関わっていることが分かりました。一つの新聞を作るために、何度も会議をして、非常に大変な仕事だなと思いました。私は新聞を見るといったら一面とテレビ欄ぐらいで、余り読んでいませんでしたが、政治のことや世界の状況、日本の傾向を知ることはこれから生きていく上で大切なので、時間があるときに積極的に読んでみようと思います。新聞記者はしっかりとした文章が書けなくてはならないし、読む人たちに伝えないといけない大切で大変な職業なので、こういう人々が頑張って作ってくれたんだということを思いながら、読もうと思います。新聞の仕組みやインターネットとの関わりが分かるお話しでした。
・私は普段余り新聞を読まないけれど、姫野さんの話を聞いて、新聞の編集って面白そうだなあと思いました。でも、一日中取材をしたり、会議をしたり、原稿を作ったりで、とても大変な職業だということも知りました。記事がだめなものと見なされれば、もう一度取材に行かされるという事実にも驚かされました。私が新聞を読むときといえば、たまにテレビのニュースで興味のある内容のものを放送していたとき、その記事について更に詳しく知るために読むときくらいです。今後は、自分の興味のある内容だけでなく、知らないことも進んで知識に取り入れたいと思います。