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「高1 職業人に学ぶ」②

 今日はまず、コンピュータービジネスの「金岡氏」です。今、話題の楽天市場における「インターネット通販の現状と課題」について、スライドを使ってわかりやすくお話しいただきました。
・今まで知らなかったことが自分が思っていたよりも多いことが分かった。世界規模で見れば日本で大きいものでも世界では小さいんだと知った。インターネットビジネスの流れを知ってみて、決してパソコンだけ使えればいいわけじゃないし、いろいろ決めなければならないので大変だと思いました。その中でもクレーム処理が大変だと思ったし、すぐにクレームを受け入れて次につなげる、客を逃がさないという点で難しいと思いました。
・こんなに早く技術革新が出来ているとは思わなかった。オークションの裏では、問屋や海外で買い付けて、商品の質感を伝えるように撮影し、価格を決める。商品ページは見やすく、説明を十分にし、朝に受注を受けたのを箱に入れたりし、夜送るということで成り立っているということを聞かされることを知った。仕事で一番大変なのはクレーム処理だという。eメールは必要、ネットshopはリアルshopに比べてとても効率がよいが悪い点もある。インターネットビジネスはまだまだ未開発であるという。この話を聞けて良かった。
・mixiにもう1000万人もの人が入会していることがすごいと思う。ネットショップをするとき、お客さんに質感が伝わるように撮影したり、他の店のものを見たりしながら価格を決めていったりする。大きくなっていくと従業員2人で年商1億弱なんてすごく魅力的だ。リアルの店には、商品を直接見て買えるし、ネットの店は時間がないときにすぐ買えるなどの特徴があって、これからの時代のためにインターネットに少しでも慣れておいた方がいいかなと思った。

 次に、ホテルマン(総支配人)の「赤尾氏」です。ホテルの役割・宿泊・レストラン・婚礼・宴会・総支配人室におけるホテルの仕事についてお話しいただきました。
・ホテルで働いている人なので、もっと厳しい感じの人なのかと思いきや、ところがどっこいとてもユーモアがあり、たくさんの失敗のエピソードなどを聞かせてくれて、ホテルにとても興味がわきました。表面上の華やかなイメージとは別に、正月のおせち料理の工夫や料理を出すときのサービス、結婚式でのプランの立て方やお客さんとの問題など、いろいろな苦労もあるのだと思いました。でも、赤尾さんはこの仕事をしていて一番報われるのはお客さんの「ありがとう」という言葉だと聞いて、人の役に立てる仕事ってすばらしいなと思いました。一度ホテルに泊まってみたいです。大学生になってからバイトもしたいなと思いました。
・ホテル業界にも試験が(フランス語対応・2次試験)あることを初めて知った。ホテルに泊まったとき、フロントのカウンターとかを結構楽しそうな仕事だなあと思ったけど、話を聞いたらとても大変だということを知った。もしトラブルがあったときに、総員で対処しなければならないのはちょっときつい仕事だなあと思った。この業界は自信を持ってやる仕事だと思っていたけど、逆に自信を持って間違えたときにどうするんだってなるから、自信を持たずに確認しろっていう話がとても印象に残った。
・ドラマとかで出てくるホテルのイメージと違い、やっぱり時間とかが大変だなあと思った。ホテルが水浸しの事件は思わず笑ってしまったけど、すごい事件であるし、その事件を起こしたお客様がまだお金を返しているのがすごいと思った。結婚式の仮予約で10万円、本予約で更に払うという話で、仮予約金を返してくれないホテルが多いのにちゃんと返していて、またその気持ちがすばらしいなあと思った。ちょっとのミスが多くの人々に迷惑がかかるので、責任重大な仕事だなあと思ったけど、やりがいのある仕事ではあるなあと感じた。