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数学雑学3

 今日は、バレンタインデーですね。女の子は、意中の男の子にチョコレートをあげたのでしょうか。受験生には、考えている暇がないかも知れませんが、自分の志望校に受かるように頑張ってください。

 昨日の続きです。今日は、「組立単位」についてです。「組立単位」には、まず、面積を表す「平方メートル(mの2乗)」、体積を表す「立方メートル(mの3乗)」、速度を表す「メートル毎秒(m/s)」、加速度を表す「メートル毎秒毎秒(m/sの2乗)」があります。
 この4つを基本としますが、これ以外にも現在は、固有の名称と記号を持つ組立単位があります。平面角を表す「ラジアン(rad)」、立体角を表す「ステラジアン(sr)」、周波数を表す「ヘルツ(Hz)」、力を表す「ニュートン(N)」、圧力・応力を表す「パスカル(Pa)」、エネルギー・仕事・熱量を表す「ジュール(J)」、仕事率・工率・電力を表す「ワット(W)」、電荷・電気量を表す「クーロン(C)」、電位・電圧を表す「ボルト(V)」、静電容量を表す「ファラド(F)」、電気抵抗を表す「オーム(Ω)」、コンダクタンスを表す「ジーメンス(S)」、磁束を表す「ウェーバ(Wb)」、磁束密度を表す「テスラ(T)」、インダクタンスを表す「ヘンリー(H)」、温度を表す「セルシウス度(℃)」、光束を表す「ルーメン(lm)」、照度を表す「ルクス(lx)」があります。高校生なら、これらの単位、物理で習っていませんか。私も遠い昔、全部ではないですが、ほとんど習ったことがあります。そして、それらの単位は、別の単位の組合せによってできています。奥が深いですね。
 次回は、「SI接頭語」などについてお話しします。