「職業人に学ぶ」生徒感想④
ホテル総支配人
・実際、ホテルってどのようなものなのかほとんど知らなかったのですが、話を聞いて分かったことがたくさんあります。宿泊部・宴会部などいろいろあるんだなあと思いました。ホテルで働くには、観察力・想像力・チームワークが絶対大切だと分かりました。ただ、お客様と接するためのおしゃべりが得意だというだけでは、ホテルで働くのに充分ではないなと思いました。ホテルとは、お客様に満足感や感動を売る、つまりお客様にいい思い出を残してあげるものであることを初めて知りました。また、働くことの大変さを知ることができたので良かったなあと思いました。ホテルでの仕事は、決して楽な仕事ではないけれども、お客様に喜んでいただいたときに、自分もやっていて良かったなと思えることはすごいなと思いました。サービス業の仕事に就くなら、観察力や想像力は絶対に必要なんだと分かりました。
旅行会社イベント企画(近畿日本ツーリスト)
・私はあんまり体を動かすのは好きじゃないから、スポーツのこともあんまり興味がなかったけど、講師の方の話を聞いていて「スポーツ旅行業」というのに少し興味が出て、そういう旅行も良いかなって思うことができました。スポーツ・ツーリズムによって、参加した人やその行われた地域などにプラスのことがあるし、また楽しそう。また裏では、大きな行事の時などは、テレビ局などの機材を運ぶなどもしているそうで、いろいろ大変そうでした。すごいなあと思いました。スポーツの話はいつも退屈だったけど、講師の方の話「スポーツ・ツーリズム」についての話はとても聞いていて楽しかったし、聞けて良かったと思っています。「スポーツ・ツーリズム」は、働いている人、それに参加する人、全ての人に夢を与える仕事だと思いました。
・なぜかスポーツの話でした。確かにスポーツの国際戦や大会が開かれると、選手や関係者、観客などたくさんの人が「移動、宿泊、食事、観光」を海外でするということになるので、スポーツと旅行はとても深い関係があるんだなあと思いました。旅行会社に就職すると、スポーツに関わることになるとは少し意外でした。人がたくさん集まるところで仕事をするので、混乱も多く刺激的だなと思いました。
警視庁・警視
・警察官という仕事についてあまりよく知らなかったので、とても興味深かった。難しい試験を通過して、警察官を希望する人が多いんだなあと思った。でも、「使命感」という警察官をする上で、一番大切な気持ちが欠けていると、なるべきではないんだなあと思った。裁判官、検事、弁護士が、事件の真相よりも刑事訴訟法に基づいているかを重要視するのは、改善されるべきだろうなと思った。SPという警備の仕事は、要人のために自分の命を犠牲にするのは、本当に使命感がないとできない仕事だと思った。任意でなければ、明らかに罪を犯していても連行できないという話を聞いて、逮捕令状を急いでとるのは大変そうだし、絶対に犯人でも、警察官は連れて行けないのはよく分からない仕組みだと思う。犯罪者をいつも正しい罪で裁きたいという信念はすごいと思った。