「職業人に学ぶ」を聴講した生徒達の感想文
今日は、大阪シティ法律事務所にお勤めの弁護士(本校卒業生)の講演を聴講した生徒の感想を掲載します。
その前に、先ず講演の概要を簡単にご紹介します。
弁護士の仕事には、テレビなどでよく出てくる刑事裁判の弁護人のほかに、民事裁判や裁判外の交渉、倒産事件、家事事件などもあり、どのような仕事をするか、裏話や苦労話などをユーモアを交えてお話いただきました。また、弁護士になるためにどうすればよいかも教えていただきました。法学に興味をった生徒が増えたようです。
<生徒の感想>
・ 弁護士と聞くと、法廷などで議論しているイメージが強く、弁護士という仕事の内容を詳しく知らなかったので、今回お話を聞かせて頂きました。お話を聞かせて頂くと、とてもやりがいを感じることができるだろうなあ、と思う内容ばかりでした。相談する弁護士さんによって、被害者の人生も変わったりするので、とても深い仕事なのだとわかりました。弁護士という仕事は、法廷だけではなく、本当に幅が広く身近なのだなあと知りました。「エゴ」ではなく、親身になって相手の立場に立つことが大切だと学びました。弁護士になるにはたくさんの勉強もして、相手の話を聞いて・・・とても大変な仕事なので、志を高くもっていないとつとまらない仕事だなあ、と思いました。今回のお話を聞かせて頂くことができ、とてもよかったです。
・ 弁護士になるには、たくさんの試験を受けなければならないとわかりました。最短で25,6歳でなれると聞いて、やっぱり大変だなあと思いました。自分のイメージしている弁護士とは違うなと思いました。裁判で「異議」はめったにでないと知り驚きました。何回もでるものだと思っていました。相談をしてきた人が笑顔になったときにやりがいを感じるんだなあと思いました。刑事事件、民事事件、家事事件ではそれぞれやることがだいぶ変わるものだとわかりました。日常的な仕事をほとんどできるとは知りませんでした。活動範囲が広いんだとわかりました。弁護士になるのに一番大切なのは、忍耐強さだと知りました。大変な仕事だなと思いました。バッジがかっこよかったです。
・ 僕らが印象としてもっている刑事裁判で被告人を守るかっこいい仕事ばかりではないのだなと思った。引き受けることがいやになるようなドロドロとした民事の事件や、少年事件などもある。なかなか苦しい仕事なのだなと思った。でも、解決したときに見せる被告の笑顔にとてもやりがいを感じるとおっしゃったのを聞いて、僕も人の助けになる仕事は好きなので、目指すのもいい仕事だなと思った。
・ 弁護士と言えば、「逆転裁判」のイメージから被疑者の無罪を証明する職業だったけど、意外にも地味な仕事が多かった。司法試験は日本で一番難しい試験と言われるだけあって、弁護士になるのはとても大変そう。自分が知っている弁護士は、弁護士のほんの一部であることを痛感した。今日の講座で、弁護士は犯罪者の見方であるというイメージは消えたので、少しばかり弁護士に興味を持った。