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「職業人に学ぶ」を聴講した生徒の感想

今日は近畿日本ツーリストに勤務されて、さらに大学の講師もかねておられる方から、「旅行業務・大学講師」についてお話を伺った生徒達の感想を発信します。
 お話の概要を簡単のご紹介します。
  生徒達が抱いている旅行会社の一般的なイメージは、修学旅行の旅程の企画や案内、カウンターでの旅行プランや交通機関とホテルの手配などでしたが、スポーツを取り巻くイベントや旅行も業務内容であること、そして、皆が楽しむイベントや旅行の裏方の仕事をして、うれしかったことや苦労されたこと等を、様々な体験や事例を挙げて、生徒のわかりやすく話されました。さすが、大学講師をもされているだけあって、生徒の心のつかみ方は、最高でした。
<生徒の感想>
・旅行業は、正直何をやっているのかイメージがわきませんでした。さらに、スポーツということから余計にわかりにくかったのですが、この話を聞いて、旅行業というのは活動範囲が非常に広いことを知って驚きました。
 販売業というのは、選手の記録がいつ出るかということを計算したり、逆に責任もあるので、楽しいものというより、本当に大変だなと思いました。
 だけど、こんな大変な仕事の中でもお客様に感謝されたり、貴重な体験ができる点でとてもやりがいのある仕事だと思いました。楽しい旅行の裏で、大変な仕事をやっている人がいるからこそ、自分たちが旅行を楽しめるということを感じました。
・僕はスポーツツーリズムに興味があり、講師の方もスポーツツーリズムの方だったので、とても嬉しかった。イチローの新記録達成ツアーなど、失敗をおそれずに企画することはすごいと思った。
 移動手段や宿泊施設、食事などを手配するのは大変なことだと思うけれど、お客様から感謝されるととても嬉しいと思う。スポーツ旅行業の1日のスケジュールの中で、勤務時間は9:15~18:00だと聞きました。しかし、営業の場合ははっきり決まっておらず、旅行中ならば、起きるのはお客様が起きる2時間前、寝るのはお客様が寝る2時間後になると聞いて驚いた。
 今回の講座で、ツアーコンダクター(スポーツツーリズム)への興味がまた深まった。
・旅行業務といえば、家族旅行や海外旅行のような私たちが普段利用しているものだけかと思っていました。だから、スポーツツーリズムというものがあるのにとても驚きました。私もスポーツに興味はありますが、将来プロとしてやる気など全くありません。そんな人はたくさんいると思います。だから、講師の方のように自分の好きなことを仕事に取り入れることはすごくすばらしいことだと思いました。
 また、苦労することは、人それぞれ感覚が違うのでどれをおすすめすればいいか分からないことだそうです。人にいやな思いをさせないようにするためには、人の気持ちを考えたり、いろいろと気を遣わなければいけません。大変だろうと思うけれど、やりがいは大きいだろうと思いました。また、オリンピックのときに、選手のように開会式に出たりすると聞きました。とてもやりがいがあっておもしろそうな仕事だなと興味を持ちました。
・旅行業務というのは、プランを立てたり交通機関を手配したりと、個人的な旅行だけを扱う仕事だと思っていたけど、そうではないことが分かりました。実際にスポーツに参加するツアーがあったり大会を運営したりと、旅行業務からはあまり想像のつかない仕事があることを初めて知りました。主にスポーツの話だったので、旅行業務についてはあまり分かりませんでしたが、自分の経験や思いを交えての講義をしてくださったので、おもしろかったです。