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「24 時間勤務,体力勝負」
             ― 「職業人に学ぶ」生徒感想から ―


辻本莉沙 さん (宝塚市東消防署)

消防職を目指したきっかけ,消防士及び救命士になるには,救急隊の仕事内容,やりがい等,救命士を中心として消防職全般の業務についてもご紹介します。


〔生徒の感想〕

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  • 辻本さんの講演を聴いて,救急救命士はすばらしい仕事だと思いました。 朝9時から翌日の朝9時まで24時間働いたり,体力も重要だったりすると聞いて,とても驚きました。 今まで思っていた通り,やはりとてもかっこいいと感じました。 現場から病院まで応急処置をする病院前救護はとても重要な役割を担っていることがよくわかりました。 傷病者の治療はできなくても,応急処置をして病院の医師まで命をつなぐということは,素晴らしいと思います。 また宝塚市が行っているPA出動もよい制度だと感じました。
  • 救急や救命に関わっている女性の数は少ないのだろうと思っていたけれど,こんなに少ないとは思っていませんでした。 病院だけでなく消防署,自衛隊,海上保安庁でも働いているんだと思いました。 24時間体制で働いているのは初めて知りました。 私は救急救命士は女の人だと体力面やできることが少ないから大変だと思っていたけど,話の中で「お年寄りや子ども,女の人にとっては女性の救命士のほうが安心する」「女子トイレ,風呂などに躊躇なく入ることができる」「女性の方の処置をするとき,安心してもらえる」などときいて,女の人だからこそできることも多くあるのだということが,よくわかりました。
  • 救急隊にいる人が全員救急救命士だと思っていたので,それは違うということをはじめて知りました。 救急救命士はあまり知られていない仕事なので,今回,この話を聞けてよかったと思いました。 女性だからこそできることがあると聞いて,凄いと思いました。 男の人が多い中で働き,活躍し,感謝されるのはとてもかっこいいと思いました。
  • 救急救命士になるには専門学校や大学からもいけるのは知らなかったのでビックリした。 宝塚市の女性の救急救命士は3人だということにとても驚きました。 24時間勤務で出動していないときも訓練しているのは大変だと思った。 大変な仕事だけどあこがれる仕事だと思った。 女の人でも,とてもやりがいのある仕事だと思う。 私の父は消防士ですが,知らないことがたくさん知れ,よかったです。
  • 救急救命士の資格を持っていることで,より高度な処置ができるとは知りませんでした。 また女性なのに筋トレなどは大変だと思います。 PA出動とは傷病者が心肺停止であると疑われたとき,救急と消防が同時に出動するそうです。 気道確保の機材が一つでも欠けると,正しいな処置ができず,また人一人の命にかかわるので大変だとおもいました。 24時間勤務でとても大変だと思いました。 また自分の小さいころに経験したことで消防署勤務をめざし,実現したことは素晴らしいことだと思います。 初めてきいたこともたくさんあって,いい経験になりました。