「毎日が文化祭みたい」
― 「職業人に学ぶ」生徒感想から ―
沖花裕美子 さん (株式会社リクルート)
「リクルートはどんな会社で,どんな仕事があるの?」「どうやって情報誌ができて,街や本屋に置かれ,私たちの手元に届くの?」といった,リクルートの仕事についてお話します。
〔生徒の感想〕
- 仕事は,たとえ自分の興味があることを選んだとしても,あまり楽しくないのではないかと思っていました。 しかし,沖花さんに話をうかがうと,とても楽しそうだと思いました。 すべては,自分の心がけしだいだと分かりました。 朝早く,夜遅くまで働いていても,自分がこの仕事が好きだから,楽しいと思えるような仕事に就きたいと思いました。 仕事をしているのは自分だけではなくて,部署全体で関わってはじめて配信できるということが分かりました。 自分の行動がいろいろな人に伝わって,社会に影響を少しでも与えられたら,働く意味があると思います。 スケジュールの管理をしっかりして,締切までに原稿を間に合うように届けるということは,普段からでも意識して気をつけられるようにすることが必要だと思いました。 とても興味深い話を聞くことができ,よかったと思います。
- リクルートの中にも,営業や編集,企画から渉外までいろいろな種類の仕事があるということに驚きました。 毎日毎日,朝早くから夜遅くまで働き,とても大変そうだと思いました。 しかし,「毎日が文化祭みたい」という言葉が魅力的で,とても興味を持つことができました。 とてもやりがいのありそうな,楽しそうな仕事だと思いました。 「スケジュール管理が大切!」「一人でやろうとせず,いろんな人に助けてもらいながら!」「失敗すると,いろんな人に迷惑がかかる!」これらは,当たり前のようで,難しい大切なことだと思いました。 日頃から心がけようと思いました。
- 思っていたよりもたくさんの人々が関わっている仕事で,びっくりしました。 ほとんど個人作業だと思っていたので,今回話を聞いて4つもの部署が関わる大きな仕事もあると知って,イメージが大きく変わりました。 他の人たちと協力することはとても楽しそうで,取材に行くこともやりがいはありそうですが,その逆で,自分一人の失敗が大きな失敗につながったり,社会に大きく影響する仕事だったり,たくさんの情報を取り扱っていたりなど,とても責任の大きな仕事だと思いました。 文系からも理系からも行けるというのがまたいいところだと思いました。
- 出版関係の仕事とはどういうものなのかまったく知らなかったので,今回の話はとても興味深いものになりました。 沖花さんがリクルートについてとても熱く語ってくださったので,リクルートについてもっと知りたいという気持ちがわいてきました。 今日学んだことで一番大切だと思ったことは,人は必ず仕事をするとき,一人でやるのではなく複数の人が関わってみんなで仕事をしているということです。 自分が誤りをおかすと他の人にも迷惑がかかってしまうので,とても責任があると思います。 しかし,だからこそやりがいがあり充実した生活が送れると思います。