« 香川大学 工学部 | メイン | 同志社大学 文化情報学部 »

高知工科大学 大学院工学研究科

システム工学群 竹田 史章 教授
機械を賢くする仕組みの研究と人に優しい機械の紹介
1.jpg

 人の賢さを機械(コンピュータ)に移植し、融通の利く人に優しい機械、また、人に都合よく動いてくれる機械を紹介します。特に、人の学習能力や、1,2を知って10を知るなどの汎用能力がどのような形で機械を賢くするのかを人の賢さから学びその仕組みを解明していきます。これらの応用事例をパワーポイントとビデオを用い、映像と音でわかりやすく紹介します。また、教室内の実験として顔認証や人が書く筆圧で人を見極める認証実験も披露します。

(生徒感想文)
・機械でも人間でも学習の仕方の基本は「あめとムチ」なのだとわかった。人間は賢くないように見えても、実はすごい能力を持っているのだと知った。機械を高度にするために最も必要なのが、人の体の仕組みをしらべてまねることだということが意外だった。つまり、機械のことを研究するのは自分たち人間を研究することでもあると思った。でもあまりに人の体の仕組みが科学的に知られすぎるのは少し怖いことでもあると思った。

・ロボットとヒトの違いを詳しく説明してくれて、身近な例を出していただいて、とても楽しかった。日ごろ見ることの出来ない機械の仕組みなどが分かりとても良い時間だった。顔の認証や筆圧でも非常に興味が沸いた。将来は、PCの前に立つだけでパスワードも必要なくなりログインできるようになるだろう。

・今の機械は、いちいちボタンを押して入力しなければならず、まだまだ不便だと聞いて驚きました。もっと簡単で分かりやすい操作方法(人の動きや音声をキャッチしてコンピュータが判断する)が目指されていて、まだまだ技術には進化する余地がたくさんあると思いました。