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京都大学 医学部

ウイルス研究所 分子遺伝学分野 加藤 博己 准教授
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 ウイルスとは何か?また、体はウイルスの侵入に対してどのような防御機構(免疫)を持つか?に関して、簡単に概説し、免疫力を高める方法も紹介します。免疫の実験ではマウスをよく使うので、講義の中でマウスをつかむ体験もしてもらいます。さらに、大学や留学中における研究がどういったものかも紹介します。

(生徒感想文)
・本日は私の興味あるウイルスや免疫についての講演を聴くことができて、嬉しく思います。また、東京大学出身の先生を招いていただいた本校の先生にも敬意を示します。内容としては、難しい細胞や免疫の説明をわかりやすくかみ砕いて話してくださり、聞きやすかった。100分講義の後半では、マウスを使っての実験もあり、漠然とした大学の研究というものが少しわかった気がしました。また、このような機会があればありがたいと思います。(H1男子)

・自分の進路を決めるということについても教えていただきました。難しいことも例えを出して教えていただき、よくわかりました。この講義を選んでよかったと思いました。(H1 男子)

・最初は京都大学のウイルスに対する免疫ですごく難しいと思っていました。しかし、いざ講義を聞いてみると、とてもわかりやすく説明していただき、理解しやすかったです。後半は、ネズミに触れたり、保定の練習をしたり、腹腔内注射を見せもらったりと、とてもいい経験になりました。理系へ進みたいと思いました。(H1 女子)

・ウイルスやバクテリアについて、今まで何んとなくしかわかっていませんでしたが、今回の授業を受けて、理解が深まりました。勉強になることばかりでした。また、将来のことに関しても参考になることばかりでした。(H1 女子)

・免疫について生物の授業では習っていなくて、知らないことばかりでしたが、講義を聞いて免疫やウイルスについてのことがとてもよく分かり、とても興味がわきました。人間が免疫をつくる過程などを聞き、もっと知りたいと思いました。私は医者になるのが夢で医学部に入りたいと考えていましたが、この講義を聞いて研究というのにも憧れ、また、自分の将来を考えてみようと思いました。大学で入った学部で全てが決まるのではなく、大学に入ってからもまた大学を入りなおすことができると聞いて、可能性はたくさんあるのだから、今は文理選択に縛られずに、どの強化も頑張りたいと思いました。(H1 女子)

・人間の病気を治すため、薬を開発するために、ネズミが何万匹も殺されていると思うと、もう少し医療や薬にありがたみを持たなければいけないと思いました。自分の体内にウイルスが入ってくると、ウイルスとmRNAを見分けて、インターフェロンを出すという仕組みはすごいなあと思いました。(H2 女子)

・普段じゃわからないことをたくさん知ることができました。実験で使われているネズミを触ったり、注射しているところを見て、このように薬が開発されているのかと、薬を使うだけでは分からない裏の実験のほんの一部だけど見ることができてよかったです。(H2 男子)

・ネズミを保定することがこんなに難しいとは思いませんでした。緊張しました。大学に入ったらこういうことがたくさんできると思ったら、受験勉強頑張ろうと思いました。加藤先生に将来学会で会えるように努力します。少し授業の復習もできたのでよかったです。(H3 女子)
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