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立命館大学 産業社会学部 

永橋 為介 准教授
小集団教育におけるアクティブラーニングの展開
~参加型まちづくりによる「持続可能な地域社会形成」の実践から~
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 「持続可能な社会」とは何か?いかにして創造しうるのか?「持続可能な社会」構築のためには「空間作り」「ひとづくり」「関係作り」を同時に進めていく必要がある。本講義ではランドスケープデザインや緑地生態学などが蓄積してきた「空間作り」の技術や知見、そして教育学、社会学、心理学が蓄積してきた「ひとづくり」「関係作り」に関する知見を押さえつつ立命館大学産業社会学部で展開されている「持続可能な社会」を探求する試みを通して「持続可能な環境」形成に必要となるプロセス、空間デザインやコミュニケーションの作法を探り共有する。

(生徒感想文)
・公園作りまでの苦労など多くの話をしてもらった。人の心理的な部分にとても興味がわいた。ためになることもあり良かった。進路の1つとして社会学に関係することも考えていきたい。

・地域と行政の関わりなど普段考えることがなかったから貴重な経験になった。この関係について固定観念を捨ててユーモラスに考えていけたら楽しそうだと思う。

・今までで本当に一番興味を持てて、もっと学びたいと思えました。人の気持ちを動かそうということは難しいことだけど不可能ではないと思えました。人と接するのは大変だけどだからこそ大切にしたいと思いました。

・最初、地方や教育、心理はどうつながるのだろうかと疑問に思っていましたが今日の講座でそれが分かりました。確かに地方を良くするためには1人1人の心、いわゆる心理も大切にしなくてはならないなと実例も出していただいて実感しました。私も教員か地方公務員になりたいと思っているのですが今日の講座で学んだように人の心をどうすればいいかなど、自分なりの意見や考えを持っていたいと強く思うようになりました。

・1つの題材に自分の考えを出し、他の人の考えも聞くということは大切だということが分かった。私は最初分からないことはダメなことだと思っていたけど、それを相手に伝え相手の意見を聞き、それを取り入れるということが大切だと分かった。

・ 自分が公園作りをする立場なら住民の人にどう説明するかなど考えて発表するのが面白かった。他の人の意見を聞いて、自分にとって新しい視点が生まれて貴重な経験でした。幅広くいろいろなことが学べそうなので大学についても興味を持ちました。
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