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神戸学院大学 総合リハビリテーション学部

医療リハビリテーション学科 大瀧 誠 助教
リハビリテーション -作業療法士という仕事-17.jpg

「リハビリテーション」という言葉はよく耳にすると思いますが、「作業療法」って?と思われる人はたくさんいらっしゃると思います。しかし作業療法は、リハビリテーションには欠くことができず、また他職種との連携により患者さんの生活をより豊かにする専門職です。今回は、ある患者さんを例に、作業療法の視点で捉えながら、作業療法士が実際に“どのようなことを考えているのか?”を紹介し、その中で作業療法士に求められる知識・技能・人間性について、皆さんといっしょに考えたいと思います。
(生徒感想文)
・リハビリテーションは、身体面のことだけだと思っていたけれど、心の面までサポートしていることを知って、本当に患者さんのことを思っていないとできない仕事だと思いました。私も医療の仕事に就きたいと思っているので、普段からいろいろな人と話をして、社会性を身につけて、患者さんといろいろな話ができる人になりたいです。(高3女子)
 
・リハビリテーションの仕事は、身体をもとのように動かすことができるようにする、という仕事だと思っていたけど、他にもたくさんの役割があるのを知りました。医療に関わる仕事は、信用されることが大事、信用されるには第一印象が大事、そのためにはいろんな教養が大事です。そのためにも高校生活を楽しんで、いろんなことを学ぶことが大事です。頑張って楽しみます。(高3女子)

・作業療法といっても、人の身体を改善するということは、骨や筋肉、神経など、身体のさまざまな部分について知る必要があるということを知りました。作業療法士も医者と同等の知識が要求されるんだなと感じました。また、この仕事は社会復帰ができて初めて成立するものなので、相手とのコミュニケーションをとり、気軽に話せるようになることが大切なんだと思いました。作業療法士も理学療法士もどちらもとても重要な仕事だと感じました。(高2女子)

・私はこの講義を受けて、今やっている勉強の大切さが分かりました。私が今習っている生物の範囲が、そのまま大学での勉強でも必要なので、今の授業を大切にしようと思いました。医療に携わるには、技術・知識・倫理観の三つがそろっている人が必要なので、勉強だけでなく、人間関係などすべてをおろそかにせず、やっていこうと思いました。(高2女子)

・身体的、心理的なリハビリはなんとなく思っていましたが、職業的、経済的な部分まで、関わっていることは知りませんでした。基礎を学ぶ部分では、生物で勉強した筋肉の範囲だったので、きちんと学ぶ必要があることを実感しました。
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