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大阪市立大学 

数学研究所 森内 博正 特任助教
結び目の数学 -この結び目はほどけているのか?-212.jpg

皆さんは毎日のように、ネクタイ・リボン・靴紐という『結び目』を目にしていますね。あるいは、カバンの中の音楽プレーヤーを取り出した際にイヤホンコードが絡まって、ブルーな気持ちを味わったことがあるかもしれません。この講義では、私たちの日常に満ちあふれている『結び目』を数学の研究対象とする『結び目理論』を紐解いていこうと思っています。鉛筆と消しゴム持参でお越しください。

(生徒感想文)
いつもよく見かけ、実際に自分で結ぶものでも、こんなに奥が深いということにびっくりしました。大学で、こういうとても身近なものを研究しているとは知りませんでした。結んだときに、ほどけたり、ほどけなかったりするということを、数学で証明する仕方というのを少しでも触れて欲しいと思いました。(高1女子)

・結び目にもいろいろな種類があり、結び目によってはそのことに意味があるということを知って驚きました。結び目には図式があり、それを使うことによって証明していき、結び目がほどけるかどうかを知ることができるということに驚きました。大阪市立大学のことも少し聞くことができたのでとても参考になりました。(高2男子)

・結び目にも種類があり、理論的に、ほどけるかほどけないかが分かるということはすごかったです。あと、ボロミアン環を利用したマジックも、楽しくすぐにできるものだったので、友達に見せてみたいと思いました。最後に、大学の人たちが作ったゲームもおもしろそうで、家に帰ったらやりたいと思いました。(高1男子)

・数学というので、数式を使って解くものだと思っていたが、全く数字を使わずに解くことができたので楽しかった。数学の世界も楽しいことが分かったし、学ぶことで、手品ができたり、生活の中で応用して役に立てることができるものだと思いました。(高2男子)

・100分間という授業は初めてだった。こういう授業は初めてだったので、すごく勉強になったし、おもしろかった。自分たちも実践できる授業内容だったので、良かったと思います。最後にやったマジックみたいなものも、結び目のゲームもおもしろかった。100分間、自分ではなかなか集中できたと思います。いろいろな結び目があるということが分かったし、おもしろかった。(高1女子)

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