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東京大学 2015年度からの数学・理科の入試科目発表

東京大学のセンター試験の数学・理科の受験科目及び二次試験科目
【前期日程 文科各類】
数学は「数学Ⅰ・数学A」と「数学Ⅱ・数学B」
理科は「物理基礎」、「化学基礎」、「生物基礎」、「地学基礎」から2科目。(基礎を付していない「物理」、「化学」、「生物」も可。ただし、同一名称科目を含む2科目受験は認めない)
【前期日程理科各類】
数学は文科各類と同様、「数学Ⅰ・数学A」と「数学Ⅱ・数学B」
理科は基礎を付していない「物理」、「化学」、「生物」、「地学」から2科目。
【後期日程全科類】
数学は文科各類と同様、「数学Ⅰ・数学A」と「数学Ⅱ・数学B」
理科は「物理基礎」、「化学基礎」、「生物基礎」、「地学基礎」、「物理」、「化学」、「生物」、「地学」から2科目。ただし、「基礎を付した科目」と「基礎を付していない科目」の2科目を選択する場合には、「同一名称科目を含む科目」2科目の選択はできない。なお、3科目を受験した場合には「基礎を付した科目」2科目を利用する。

【2次試験】
【前期日程文科各類】 数学は、「数学Ⅰ,数学Ⅱ,数学A,数学B」で数学Ⅰ,数学Ⅱ,数学Aは全範囲から出題。数学Bは「数列」,「ベクトル」から出題

【前期日程理科各類】 数学は「数学Ⅰ,数学Ⅱ,数学Ⅲ,数学A,数学B」で数学Ⅰ,数学Ⅱ,数学Ⅲ、数学Aは全範囲から出題。数学Bは「数列」,「ベクトル」から出題
理科は「物理基礎・物理」、「化学基礎・化学」、「生物基礎・生物」、「地学基礎・地学」から2科目で、理科は全範囲から出題。
【後期期日程全科類】 「総合科目Ⅱ」の出題内容について「数学C」とそれに続くカッコ書き削除。
 つまり、文系は基礎を付した理科2科目を、理系は基礎を付していない2科目が受験で必要ということです。
 文部科学省では、高等学校の必履修科目として、理科では「科学と人間生活」と基礎を付した科目の計2科目か、基礎を付した科目計3科目を指定しています。昨年までに雲雀丘学園で十分検討した結果、「科学と人間生活」を履修すれば、基礎を付した科目は1科目でよいので学習量が少なくて済むという意見はありましたが、「科学と人間生活」はセンター試験に向かないので、出題されないと予想されるので、多くの大学がセンター試験で基礎を付した科目を2科目受験を指定すると考えられる。よって、雲雀丘学園では理科は全員、「物理基礎」「化学基礎」「生物基礎」の3科目を履修する。さらに、理系は「化学」を必須とし、「物理」と「生物」のいずれかを選択するということに決定していました。このカリキュラムで、最も受験科目が多いであろう東京大学にも、雲雀丘学園のカリキュラムで対応することができます。