« 職業人に学ぶ(13)-臨床心理士- | メイン | 高2センター早期対策 »

国・公立2次対策講座

P2130348.jpg迫る国・公立大学二次試験に向けての対策講座も一層熱が入ってきております。今回は進路指導部長の「生物」の授業を聴講しに行きました。受講生徒は、授業が始まるまでに出された問題の答えを教室前後の黒板にびっしりと書きこんでいます。そこへ、間違いの訂正や重要ポイント、などを色の違うチョークで解説していきます。ABO式血液型のところでは、各血液型の人の赤血球表面の凝集原を三角や半円で書き、凝集素αとβも相補的な形で書いた後、O型の人がすべての血液型に輸血しても凝固することがないことなどとてもわかりやすく図示されておりました。Rh式血液型も含め、50分の授業でホルモンと免疫、血液型まで、難関大学の過去問も交えての問題解説は、非常にレベルの高いものでした。そのような難度の高い問題にしっかり食いついて、解答し、間違ったところをその日のうちに復習して帰っている生徒の姿を見ると、見違えるほど頼もしい受験生になったなあと思いました。『今まで論述問題では、黄色のチョークで一杯直していたが、最近は本当によい文が書けるようになった』と嬉しそうに語っているその言葉に、国公立大学二次に向けた手応えと、熱い思いを感じました。高校3年生の授業を担当されている先生だけでなく、進路指導部の教員全力を尽くして最後までサポートしていきます。
P2130349.jpg P2130353.jpg