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食育(1)

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食育の講演を行いました。受験必勝のためには、食生活を整えることが大きな鍵となります。
受験特に国公立大学を受験するとなるとシーズン最後まで粘らなければなりません。食生活が上手く整えられないと体調を崩したり、体力がなくなり息切れして早く合格をきめてしまう生徒がいます。
「遅くまで勉強して夜食を食べ胃腸に負担をかけることにより体調を崩している生徒」
「ストレスのために過食になり急激に太る生徒や逆に食べれなくなる生徒」
「体調を崩しておなかが痛くなる生徒」
「寒い時期になると熱を出している生徒」

 先日の校長通信で紹介された通り「健康とは健全な肉体に宿る健全な精神のことである」(ホメロス)と古くから言われています。
受験を制するには勉強の前に「健康」でなければなりません。高校3年間かけて勉強をした成績がよくても体調を崩して試験の当日受験できなければ長い間勉強した努力が報われません。
自分の健康は自分で管理できるように本校の家庭科では「食育(伝統食を取り入れた弁当を自分でつくる)」ことに力を入れております。

 健康の源は、「日本の伝統食」つまりごはんが基本です。朝から「ごはん」を食べるように心がけてください。家庭科で本校の生徒の統計を取ったところ朝に「ごパン」を食べている人よりも「ごはん」を食べている人の方が学校の休みも少ないです。
ちなみに進路指導部長は、ごはんを食べているため風邪をあまりひかないそうです。受験本番になると、超多忙であるはずなのに倒れないで粘り強く生徒の指導をされています。
この本物の「粘る」を肌で感じると「粘る」のやり方を学び、「粘る」ことの大切さを知る生徒もいます。365日3食ご飯を作る事は、本当にしんどいものです。しかしこの中から「粘る」大切さを学ぶことができます。毎日の食事作りからこの「粘る」を家族で体感してみてください。家族全員健康を維持し、「粘る」ことを学ぶことができます。
もちろん推奨している私も風邪もインフルエンザもかからないので健康のありがたさを実感しています。
一人でも多くの生徒が健康に元気に過ごせることを願っております。
ごはんがよい理由は、また次のブログで掲載させていただきます。