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勉強の仕方シリーズ ~日本史編~

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日本史を好きになることの大切さ・・

日本史は、「努力が形になる科目」であり、探究心や思考力が育つ魅力的な科目です。
まず、最も大切なことは、授業です。授業でしっかり、先生が話したことをあとで自分がわかりやすくなるようにメモすることから始まります。
日本史は暗記科目かと聞かれれば、確かに他教科と比べても多くの事項を暗記することが必要ではあります。
しかし、最も重要なのは、それぞれの歴史事項を大きな流れの中で把握することです。
つまり、歴史的な背景や史実の展開、結果、影響や歴史的意義を論理的に理解することが大切です。
そうすることで、興味や関心、探究心を持って歴史に触れてもらえたらなと思います。
また、大学の歴史学専攻では、実際史料を読んで、研究し、歴史を学ぶおもしろさに触れることができます。
「なぜ」その史実はおこったか、その史実の結果、どのように世の中は変わったかといった因果関係が大事です。
幸い、雲雀丘学園の生徒は、多くの生徒が日本史を好きになってくれているので、これからもその気持ちを大切にして、頑張ってください。
もう一つは、「整理して理解する、暗記する」ことです。今勉強しているのは、何時代、何世紀のいつごろで、誰が政権を担当している時代か・・
基礎基本ですが、整理して理解、暗記するために大切です。
最後にもう一つ。身近な史跡に訪れ、歴史に触れることが大切です。
特に、近畿地方は京都など、ありとあらゆる所で歴史に触れることができます。
機会を見つけて、ぜひ史跡を見学し、歴史に触れてみましょう。