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one day college(大学職員の出張講座)-広島大学-

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理学部 生物科学科
植物の細胞を顕微鏡でのぞいてみると、葉緑体やミトコンドリアなど膜でおおわれたいろいろな構造物(細胞小器官)が見えてきます。それぞれの役割やつながりを解説しながら、植物の持つ力、とくに光合成能力を、知ってもらいたいと思っています。昨年「ネーチャー」にのった仕事も紹介します。

・教科書を勉強して、その中から不思議なところを見つけて研究するのは、とれも面白いと思いました。大学、そして大学院へも行き、長い間かかっても、とても興味深いと思った研究を続けることにはロマンを感じました。(高2男)

・50分間、語るだけでなく、植物がやっていることを自分のことのようにとらえることで体感でき、すごく楽しかった。勉強が遊びに思えた。「受験」って考えると、いつも勉強が悲しくなるけれど、真剣に必死で受験なんて考えずにやっていたら、本当は楽しかった。大学に早く行きたーい。頑張ろうと思う。(高2女)

・大学って言う場所は学びもあるけれど、自分でいろんなことを見つけ出し、自分で考えなければいけないんだと思った。「教科書の内容を自分のこととして理解し、わからないところにどのようにしてアプローチするかを考える」という言葉がすごく心に残った。(高2女)

・人間は同じ場所に何年も立っていることはできないが、植物は何百年も何万年も立ち続けることができたり、植物は光合成によって酸素を生み出すことができたりと、植物はものすごいものだと思った。ちょっとした疑問を研究する人たちもすごいなと感じた。初めて聞くようなことばかりで、難しい話だったけれど、古本先生の講義はすごくわかりやすかった。
(高2女)

・光合成の話 1つ取っても、過去にたくさんの人の実験・方法があって深いと思った。植物のことでも、自分のことのように考えて興味をもって考えることが大切だと思った。14年もかけて、1つのものを見つけるためにだけに実験をし続けた古本先生は、植物がめっちゃ好きなんやと思った。勉強を自分のこととして、自分で疑問を見つけて考え続けることが大切だとわかった。(高2女)

・もともと植物・動物に限らず、生物の細胞には興味があったので、今回の講義の受講を希望しました。生化学分野は余り詳しくなく、理解も十分ではなかったのですが、今回の古本先生の講義を受けて、初めて知ったこともたくさんあり、たいへん役立ちました。また、古本先生がアイデアをノートに書いていらっしゃっていて、すばらしいなと感じました。研究を続けるのはたいへんだけれど、成果の出たときの喜びは計り知れないものなのだと思いました。ありがとうございました!! (高3女)