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one day college(大学職員の出張講座)-同志社大学-

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「人間の営み」を理解する~社会調査という方法
文化情報学部では、人間の営みすべてを「文化」ととらえ、さまざまな方法で文化にアプローチしています。その方法のひとつに「社会調査social research」があります。この講座では、ちょうど現代の日本のように、変化の激しい時代に人々の意識や行動を理解するために役立つ方法として、社会調査に注目します。用実はアンケート調査やインタビュー調査を実践することを通して、社会調査という方法で「人間の営みを理解する」ということを体験してみましょう。

(感想文)
・アンケートはよくやったことがあるけれど、なにも考えずに何の疑いもなしにやっていましたが、アンケートには‘全体の傾向をつかむためのもの’など、ちゃんとした役割があることに気づかされました。人それぞれが何を考えているかは、インタビューを通して実践してみましたが、本当に難しいものでした。大量のデータがある世の中から分析して、世の中が見通せる人になりたいです。(高3女子)

・実際にアンケート調査とインタビュー調査を体験して、いままで2つの調査の違いを考えたことがなかったけれど、大きな違いがあることが分かった。社会調査の始まりが19世紀のイギリスで、さらに、労働者の考えを知るためだったということは意外だった。情報があふれた社会を理解するために、社会調査をするのは地道な手段だなと思った。(高3女子)

・実際にアンケートを受けたり、インタビューを行ってみて、意外と難しいと思いました。質問することを考えて、それをテンポよく行ったり、その結果から何かをまとめるのは、とても考えることが多くて大変でした。情報が溢れている今の時代だからこそ、自分でしっかりと必要なことを選び取っていけるようにしようと思いました。(高3女子)

・インターネットが普及して先が読めなくなった今の社会では、たくさんの情報を見極める力が必要なことがわかった。そのためには社会調査をして、全体の傾向と個人の考えの両方を取り入れて見ていくことで、社会が分かるということがわかった。(高3女子)

・社会調査の理念とは、自分だけで分からないことを、それについて知っている人に「教えてもらう」というものであり、全体的な傾向、個人の考え方を組み合わせて理解していくのは面白いと思いました。自分が相手に伝えることと聞くことは、違う難しさがあって面白かったです。(高3女子)

・社会学や情報にふれる機会が今まであまりなかったので、社会調査の成立の過程なども聞けて面白かった。データの分析や解釈をうまく行うには、経験も重要だと思った。(高3女子)

・実際にアンケートに答えたり、インタビューで質疑応答をして、社会調査の方法を学ぶことができてよかったです。データによって、人間の営みを理解し、今後人にとってよりよい社会をつくることができるということを知り興味をもちました。インタビューは難しかったですが社会調査を体験できて、よかったです(高1男子)