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one day college(大学職員の出張講座)-高知工科大学-

システム工学群

融通の利く機械、人に優しい機械の紹介とその仕組みの解説

人の賢さを機械(コンピュータを内蔵する)に持ち込むことで融通の利く機械や人に優しい機械を作ることができるようになってきました。いい加減な命令や曖昧な信号(画像、音、その他)でも人が期待した結果をきちんと出せる機械はこれまで最も難しいとされており、最も要望されるものでした。ここでは、先進の人工知能(AI)を応用した実験装置の数々をパワーポイントと映像で紹介し、また、その仕組みをわかりやすく解説します。教室内の実験として人の顔認証や筆圧で個人を認証するなどの実験も行います。

(感想文)
・融通の利く機械によって認証や識別ができるようになり、セキュリティロックや商品の識別などのさまざまな分野で活躍していることがわかった。さらに融通の利く機械ができれば、さらにすごい技術が生まれそうで、興味がわきました。そのうち、本当に人間のような思考力を持ったロボットができたらとても便利になると思う。(高3男子)

・映像と実験を途中に組んでくださったので、ずっと楽しく聞くことができました。機械も学習してどんどん精度を増していくようで、融通の利く機械(=人間のような対応をしてくれる機械)が増えていくことを願います。特に、筆跡鑑定が実際に体験でき、興味深かったです。そのとき、不運にも機械は間違えてしまいましたが、間違えるということも機械の成長に役立つようです。(高3女子)

・システム工学の面白さがすごく伝わって来ました。前回の1 day collegeもこの講義を受けて、もう一度見たいということで受講しました。僕は情報やシステム工学系に進みたいと思っていて、この講義を受け、システム工学ではどのようなことができるのかを知ることができました。これを活かして自分の進みたい進路をより確かなものにしようと思います。(高3男子)

・機械は人間に優しくなるために、多々進化しているということがわかった。魚やお金を本物かどうか見分けたり、コンピューターをロックして、それを顔で解除したりと、とても近代的で、すごいと思いました。また、紙幣識別システムでは何度も何度も教えることにより精度が上がるのは人間のようで、興味がわいた。(高1男子)

・人間の行動によって、それが誰なのかを認証できることに驚いた。顔で認証できるのはなんとなく理解できたけれど、筆圧で認証できるとは思っても見なかった。改めて、現在のコンピューターの精度の高さを知った。これからどのような世界になっていくのか、楽しみで仕方がない。(高1男子)

・ロボットが人間に代わって仕事をしたり、人間の脳をもつのは百年以上先の話だと思っていたのですが、もう既にこのような考える力をもつ機械が開発されていたのには驚きました。これかはもっと開発が進み、より人間に優しい機械をつくっていってほしいです。(高1女子)