避難訓練を実施しました
毎年、本校では阪神・淡路大震災が起きた1月17日前後に地震災害を想定した避難訓練を実施しています。
阪神淡路大震災から19年が経ちました。
本校在籍している生徒全員が生まれる前の出来事になります。そのため、生徒達は過去に身近で起きた大きな被害を実感しにくくなっています。
しかしながら、東日本大震災についての記憶は新しく、地震被害の大きさ、恐ろしさについては生徒達も想像することはできているでしょう。生徒達も真剣に訓練に取り組んでくれました。避難経路、避難集合場所等しっかり確認してくれたことと思います。※年度初めに配布している「安全・健康ハンドブック」を確認しておきましょう。
また、職員も生徒の誘導等、再確認することができました。
本日は、災害発生の放送に手間取りました。マニュアル通りにうまくいかないことが再認識され、訓練の大切さを痛感した次第です。
【校長先生のお話】
「流言飛語(りゅうげんひご)」根拠のない、いいかげんな噂。根も葉もないデマ。誰ともなく伝わった、根拠のないうわさ。
大きな災害が起きた時はよくこのようなことが発生します。
災害の状況がすぐさまにわからないので、こういった「根拠のない噂」を信用してしまう人が増え、瞬時に噂が広まりやすいのです。
しかし、信用してしまったばかりに判断を誤り、逆に災害に巻き込まれてしまうという危険性もあるのです。
災害の情報はとても大切なことであり、その情報に基づいて私達も避難行動をとるのですが、普段から、自分で状況を冷静に判断して行動する習慣を身につける努力をしていきましょう。普段から「他人任せ」の行動しかしていないという人も多いのではないでしょうか。
毎年行われる訓練を通して、自分なりに、災害が起きたらどのような行動をとろうか。どうすべきか。各自がしっかり今日の自分の行動について振り返っておきましょう。