« 図書館の歴史 ② | メイン | 図書館の歴史 ③ »

eco弁当のお手伝い

昨日、中1・高1生に向けての食育・服育講座が開かれたのに伴い、6/11(月)環境の日は中学生を対象に『eco弁当を作る日』に設定されました

今まで料理をしたことがない人、ある人、どんなお弁当にしようかなと楽しみな人、どんなものなら作れるかなと不安な人、そんな人のために少しお手伝い
お弁当本コーナーを作りました。ぜひ、参考にしてくださいね

中から、2冊紹介
小・中学校の教員、校長の経験を持つ竹下和男さんは小学校校長時代「弁当の日」を作りました。自分が食べるお弁当の献立作り、買い出し、調理、弁当箱詰め、片付けのすべてを一人で行う、親・先生は出来具合を批評も評価もしないという約束をした食育の取り組みです。手伝ってもらわないことで、子供たちが本来持っている「生きる力」を育てようというもの
2001年に始めたこの取り組みは、興味を持った多くの先生たちが視察に訪れ、今では全国に広がっているそうです
写真をふんだんに取り入れ、取り組みの様子をまとめた
できる!を伸ばす弁当の日~親はけっして手伝わないで/竹下和男 (共同通信社)

竹下さんが監修をつとめた エダモンおすすめ ひとりでお弁当を作ろう/枝元なほみ (共同通信社) は初心者向けのお弁当レシピ本です

ecoben1.jpg  ecoben2.jpg    
                                男子弁当の本もあるよ

食事を作ることの大変さが分かり、家族を有り難く思った人は優しい人です
食材が揃わなかったり、調理を失敗したりしたときに献立の変更ができた人は、工夫できる人です
友だちや家族の調理のようすを見て、技を一つでも盗めた人は、自ら学ぶ人です
「あるもので作る」「できたものを食べる」ことができた人は、たくましい人です
中国野菜の値段の安さを不思議に思った人は、世界を良くしていける人です
自分の弁当を「美味しい」と感じ「嬉しい」と思った人は幸せな人生が送れる人です                                   
                (「できる!を伸ばす弁当の日」より一部引用)