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人権映画上映 「ブタがいた教室」

今日は人権映画会として 「ブタがいた教室」 (2008年「ブタがいた教室」製作委員会) が上映されました

この作品は 豚のPちゃんと32人の小学生~命の授業900日/黒田恭史 (ミネルヴァ書房) が原案になっています
 お隣の大阪府豊能町にある東豊能小学校で実際にあった取り組みです。新任教員として赴任した黒田先生と4年2組の子どもたちとブタのPちゃんの2年間の記録です
 子どもたちに命の大切さ、動物を育てることの難しさや楽しさを、身体ごと学んでほしいという黒田さんの思いから始まりました。皆でエサを調達したり、成長に合わせて飼育小屋を作ったり、成長記録の絵本を作ったり、何もかも初めての事にクラスで取り組んでいきます
 そして、卒業を迎えた春、大きく成長したPちゃんをどうするのか? 食べる? 名前を付けた動物を食べることは出来ない、下級生に引きけ継ぐ?Pちゃんは、ペットなの?家畜なの?
 映画同様、クラスでは何度も話し合いが繰り返され、答えを出すことができないまま卒業の日が近づいてきます。

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