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山崎直子さんを迎えて

 来週末(6/8)に、学園講堂にて文化講演会が開かれます
今年は宇宙飛行士の山崎直子さんをお迎えして『宇宙・夢・人をつなぐ』をテーマに開催です。山崎さんは、東京大学工学部 航空学科卒業、同大学院へ進み、 航空宇宙工学を専攻。修士課程修了後、宇宙航空開発研究機構(JAXA)に勤務。そこで宇宙飛行士としての資格をとり、1999年に宇宙飛行士候補者に選ばれました。
 そして、2010年に2人目の日本人女性飛行士としてスペースシャトル『ディスカバリー』に搭乗し宇宙へ。国際宇宙ステーション組立ミッションに参加、10日間滞在しました。2011年にJAXAを退職後も、まだまだ宇宙への大きな夢をお持ちです。

 そんな山崎さんの著書を集めました。
夢をつなぐ~山崎直子の4088日 (角川書店)
 スペースシャトルの事故目撃した中3の時に、宇宙へ行く決意をした山崎さん。そこから夢を実現するためにした苦労と努力。家族の支えと応援への感謝。
 宇宙飛行士の試験に合格し、長い長い訓練をへて夢の宇宙へ。そして無事任務を終えて帰還するまでを綴った1冊

何とかなるさ!~ママは宇宙へ行ってきます (サンマーク出版)
 妻であり母でもある山崎さんが家庭とどのように両立させているのか、パーソナルな部分もかかれた1冊。
 宇宙飛行士候補になってから11年。夢に向かってつらい訓練。体力的なものはもちろん基礎工学や語学などを含めた訓練科目は230科目。なかでも、真冬のロシアでのサバイバル訓練の過酷さ!(これは着地失敗時に、救助隊到着までに生き残るための訓練) 山崎さんがこれらの訓練を乗り越えられてきたのは「何とかなるさ」という楽観的な性格のおかげだったそうです

瑠璃色の星 (世界文化社)
 宇宙から眺めた地球、ステーション内での仕事の様子等の写真とともに、山崎さんが世界中の子どもたちにつたえたかった大切な事

宇宙飛行士になる勉強法 (中央公論新社)
 未来の宇宙飛行士に伝えたい、宇宙へ行くための94の学び方

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