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ヒッグス粒子って?

 今年もノーベル賞週間がやってきました。先日発表されたノーベル物理学賞は、英国の物理学者ピーター・ヒッグス博士とベルギーのフランソワ・アングレール博士が受賞しました。
 物質をこれ以上分けられないところまで細かくした最小の単位が素粒子。17種類あるとされている素粒子の中で、唯一未発見、宇宙の謎を解明するカギになる、目には見えない超大物!といわれたヒッグス粒子の存在を提唱したのがこの2人です。その後、半世紀、世界の物理学者たちが探し続けて、やっと昨夏発見、大きなニュースになりました。その実験には多くの日本人研究者も関わってきました。

 さてでは、肝心のヒィグス粒子とは?少し資料を読んでみました。
・・・・。 興味がある、詳しく知りたいという人はぜひ物理の先生のもとへ。それでも図書室にも資料を集めてみました。雑誌、ジュニア・アエラ、Newsがわかる(2012年3月、9月号)には、イラストや写真を用いたやさしい解説記事が掲載されています。
 例えば、教室内でたくさんの生徒(ヒッグス粒子)が自由にワイワイ動いています。そこに1人人気者の先生(素粒子)がやってきます。そうすると生徒たちが先生の周りに集まってきて、身軽だった先生の身動きがとれなくなる。
 = 重さのなかった素粒子にヒッグス粒子がまとわりついて質量が生まれる、のだそうです。わかったような、わからないような・・・・。

 本格的に知りたい人はNewton(2012年9月号) や現代素粒子物語~ヒッグス粒子から暗黒物質へ/中島彰(講談社) 以前ノーベル物理学賞を受賞した益川敏英さんの著書素粒子はおもしろい(岩波書店) なども展示しましたので、こちらでどうぞ!


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