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分類からながめる本の世界 「0」類

 では、具体的に10個、それぞれの枠から本の世界をのぞいてみましょう。
まずは 「0」類 : 総記です。

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    ここには、すべての類にまたがるもの、またはどの類にも属さないものをあつめています。たとえば、総合的な情報資料としての百科事典。コンピュータ関係の情報科学。図書館学(図書館司書の資格を取るために必要な学問)や読書法。ジャーナリズムや新聞関係、など

 図書室の「0」類の書架を実際に見てみましょう

002 現代語訳 学問のすすめ/福沢諭吉 齋藤孝・訳(筑摩書房)
   130年以上前に福沢諭吉の示した言葉は、今読んでも時代情勢を的確に
   見極め客観的に判断する力がつく。現代語訳でどうぞ。

007 コンピュータのしくみを理解するための10章/馬場敬信(技術評論社)

014 図書分類からながめる本の世界/近江哲史(日本図書館協会)
   今回はこの本を参考に書いています。

019 中高時代に読む本50 /清水克衛(PHP研究所)
    第2図書係補佐/又吉直樹(幻冬舎)
 本の紹介や書評などはここに。

022 世界のグラフィックデザイナーのブックデザイン/小柳帝(ピエブックス)
     おしゃしれな本の写真集。 

031 世界大百科事典 (平凡社)、現代用語の基礎知識(自由公民社)
   ギネス世界記録2014/クレイグ・グレンディ(KADOKAWA)

049 世界一受けたい授業 使える知識!BEST100(日本テレビ放送)  

081 フリーという生き方/岸川真(岩波書店) 
  「フリーで働く」ってなんだかかっこよさそうだけど、会社への就職を選ばない
   生き方って?フリーランスである著者の様々な体験談。