W杯、開幕!
いよいよブラジルでのサッカーワールドカップ(W杯)が開幕しました。これから約1カ月間、4年に一度のサッカーの祭典です。日本代表は5大会連続で5回目の出場。明朝には初戦となるコートジボワール戦を迎えます。
今回のW杯には選手だけでなく西村雄一さんを始め3名の審判も参加、選手に先駆け大会初戦・ブラジル-クロアチアを担当しました。毎回、開会式直後の試合はその大会の審判基準になると注目されるそうですが、主審・西村さんのジャッジも現在、世界で賛否両論をうけています。
西村さんは試合直前「お互いフェアプレーで、リスペクトを忘れずに」と両キャプテンに言葉をかけました。
『サッカーを楽しむために不可欠な要素として“リスペクト”の精神がある』
2008年から日本サッカー協会では「リスペクト・プロジェクト」を推進しています。
『 リスペクト(respect)とは、相手を大切に思うこと、相手に思いやりを持つこと、競技規則を守ること、審判の判定を尊重することで、フェアープレーの原点である』 これはすべてのスポーツに通じる事ですね。
You are adversary, but you are not my enemy
あなたは私の対戦相手、でも決して敵ではない
以前、国際オリンピック協会が発信したセレブレート・ヒューマニティ・キャンペーン(Celebrate Humanity Campaign)の中で唱えた一節を紹介しているのが
スポーツマンシップ立国論/広瀬一郎(小学館)
スポーツ総合研究所の広瀬さんは、尊重することとは、上下関係なく同等であり、異なるものも理解して認める事。スポーツマンシップに通じることだと言います。
各スポーツ界の第一線で活躍するアスリートたちのエピソードを分析しながら、スポーツマンシップとは何かを語ります。
今大会、活躍が期待されるネイマール(ブラジル) メッシ(アルゼンチン) Cロナウド(ポルトガル)、本田、香川(日本) など各国の18選手を取り上げ、そのプレーを分析した メッシは2歩で敵を抜く/西部謙司(学研) は観戦のお供に。