2014年上半期ベストセラー(フィクション)
2014年上半期ベストセラーが先日発表されました。単行本フィクション部門。
① 村上海賊の娘(上・下)/和田竜 (新潮社)
② 女のいない男たち/村上春樹 (文藝春秋)
③ 終物語 中/西尾維新 (講談社)
④ 終物語 下/西尾維新 (講談社)
⑤ ロスジェネの逆襲/池井戸潤 (ダイヤモンド社)
⑥ インフェルノ 上・下 /ダン・ブラウン (KADOKAWA)
⑦ 海賊と呼ばれた男 上・下/百田尚樹 (講談社)
⑧ それでも僕は夢を見る/水野敬也、鉄拳 (文響社)
⑨ 約束の海/山崎豊子 (新潮社)
⑩ ペテロの葬列 /宮部みゆき (集英社)
1位は以前にも紹介した本屋大賞作品です。昨年の本屋大賞(7位)もロングセラー作品となっています。 2位は村上さんの9年ぶりの短編小説集。
5位は人気ドラマ・半沢直樹シリーズ第3作目。ビッグチャンスをつかんだと思ったところに、訪れたピンチ。今回も知恵と勇気で倍返しなるか?巨大銀行やIT企業を舞台にしたエンタテイメント小説。
6位は『ダヴィンチ・コード』で活躍したハーヴァード大学宗教象徴学教授・ラングドンを主人公にしたシリーズ新作。舞台は伊・フィレンツェ、キーワードはダンテ「神曲」を描いたボッティチェルリの絵画。一体誰が敵で、誰が味方?追手が迫る中、ラングドン教授は暗号解読なるか。もちろん今回もガイドブックのような街の描写や、美術・歴史の解説なども盛りだくさん。
10位は現在放映中の同名ドラマの原作。『誰か』『名もなき毒』に続く杉村三郎シリーズ。
*③④⑧以外は所蔵あり。 『村上海賊の娘』は予約待ちが続いています。
文庫本のベスト5は、①永遠の0/百田尚樹(講談社) ②白ゆき姫殺人事件/湊かなえ(集英社) ③幸福な生活/百田尚樹(祥伝社) ④下町ロケット/池井戸潤(小学館) ⑤ビブリア古書堂の事件手帖5/三上延(KADOKAWA)
こちらはすべて所蔵しています。
(集計期間:2013.12.01~2014.5.28 日販調べ )