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今日は防災の日

 今日は防災の日です。8月30日~9月5日は「防災週間」

1923年9月1日、関東地方をおそった関東大震災(震度7) 多くの犠牲者を出したこの震災を忘れることなく災害に備えようと制定されたのが9月1日「防災の日」です。そして、この頃は暦の雑節の一つ二百十日にもあたり、台風シーズンを迎える時期でもあります。
 「防災の日」は、台風・豪雨・洪水・地震・津波などの災害についての認識を深め、備えを充実・強化することで、災害の未然防止と被害軽減に役立つことが目的でもあります。
 今夏は広島での大規模な土砂災害をはじめ、各地で大雨の被害がでています。もしも、に備える。何も起こらなければ、それがお守りになって何も起こらなかった、と思ってみませんか。

 防災グッズを準備と一緒に、心の方も備えておくための1冊。
  被災地デイズ/GENERATION TIMES 企画編集(弘文堂)

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 被災当事者はもちろん、行政や医療関係者、ボランティア、マスコミ、各関係者が災害現場で直面するジレンマについて、それぞれの立場になって想像し考える。

 地下鉄のホームで地震に遭遇、出口がふさがれるという声が聞こえます。パニックに巻き込まれるのは怖いけれど出口に向かいますか?
 10分後に津波が来るという情報が。近所には一人暮らしのおばあちゃんがいます。様子を見に行きますか?

 それぞれに解説はしてありますが、正解はありません。31の問いを読んで、もしもの時の「想像力」を鍛えてほしい。
 昔から防災の基本として位置づけられてきた『自助』の重要性。それは、「自分だけが助かる」ことではなく「自分だけで助かる」こと。ケガをせず生存することで、誰かを助ける事も、誰かと協力することも可能になるからだそうです。