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スイッチ、入った?

 今日はグローバル研修2日目。今回の研修を通じて、英語って楽しい!スイッチが入った人もいたと思います。せっかく入ったスイッチをどうか、切らないで。そのまま、そのまま。
 昨日に引き続き、岩波ジュニア新書(岩波書店)から紹介します。

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<意味順>英作文のすすめ/田地野彰
 英語が苦手だという中学生の多くが「文法が難しい」と思っているそうです。ここでは、文法上の間違いを怖がらずにコミュニケーションをとろう、細かいところで立ち止まらず全体像をつかもうと提案。
 『誰が』 『する(です)』 『誰・なに』 『どこ』 『いつ』 という順序の決まったボックスに、言葉を入れていく「意味順マップ」を紹介します。

話すための英文法/小池直己
 ある教育機関が行った英語に関する中高生の意識調査では、授業、予習・復習とも「和訳と暗記」が中心で、「英語で自分の考えを書く・話す」機会は少ないと感じているそうです。
 「英語が話せたらかっこいいなあ」とほとんどの人が思っている一方で、半分近くに人が「将来、使うことはないし・・・」とも感じているそうです。英語は公用語とも言われている現代、英文法を知識として記憶するのではなくコミュニケーション力として身につけてほしい。

英作文のためのやさしい英文法/佐藤誠司
 彼女の歌はすごく上手だ。
  Her songs is very good  と She's a very good singer 
どちらも文法的には間違っていませんが、後者の方がずっと「英語らしい」。 和訳英語ではなく英語感覚を身につけるにはどうすればいいのでしょう?
 学校で習う英文法の知識をベースに、話し言葉ではなるべくシンプルな表現を使う、自分の伝えたい情報を正しく表す、でもってコミュニケーション力をつけよう。