大学の夏休み中に訪ねてくれた卒業生からの本の紹介をもう1冊。
昨年卒業した図書委員OGでもあるYさんは、現在、教育学部の英語領域に在学中。小学校の先生を目指しているそうです。
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私は高校の3年間、たくさん図書室に足を運びました。
特に高2の時には、特定分野へのこだわりを捨て多様な本に挑戦しました。中でも大きな挑戦になったのは、洋書で『エルマーのぼうけん』を読んだことでした。
The Doragons of Blueland / Ruth Stiles Gannett (Random House)
この原著1冊に、日本語版エルマーのぼうけん・シリーズ3冊分が掲載されています。
『エルマーのぼうけん』は小学生の頃に何度も読んだので、ストーリーは頭に入っており、わからない単語や表現はストーリーと照らし合わせて解釈しました。日本語版は三巻ほどありますが、英語版は一冊で薄く字も大きいので、初めて英語の本に挑戦する方にオススメです。
多読の練習としてもちょうど良いと思います。学校では精読の練習はしますが、多読の練習はしません。受験に限らず、実力をつけるには、どちらも必要不可欠な要素です。勉強ではなく、読書をしながら英語力を身につける良い機会になると思います。
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大学に入って、何事も自分から動かないといけない、ということを改めて感じたそうです。高校の頃は受動的に過ごしていたけれど、大学ではそうはいきません。勉強も色々な手続きも自分でしないと誰もやってくれません。
「課題の期限は今日まででしょう。出来てないならここでやって、出してから帰る事」と交流スペースで言ってくれる人はいません。いろんなことが自分次第です。
でも、自分次第でいろんなことが出来る、ってことですね。
Yさんも大学4年間でやりたいことあるそうです。がんばれー。